【極意】ロングテールキーワードとは?戦略的な探し方と選び方【SEO対策】
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・そもそもロングテールキーワードって何?
・ロングテールキーワードがブログで稼ぐためにどう役立つのか知りたい!
・稼ぐためのロングテールキーワードの探し方と選び方を知りたい!
こんな疑問を解決します。
ロングテールキーワードとは、3語以上で構成されるキーワードのことです。
検索ボリュームは基本的には少ないですが、ロングテールキーワードは
- 上位を取りやすい
- 売上になりやすい
- 間接的には、ビッグキーワードで1位を取ることにも繋がる
など、メリットがたくさんあってブログで稼ぐためにとっても強力な武器になります。
あなたがロングテールキーワードをうまく使いこなしてブログで稼げるようになるために、本記事では以下のことを解説します。
本記事の内容
- ロングテールキーワードの基礎知識(特徴・メリット)
- ロングテールキーワードを使ってブログで稼ぐ2つのパターン
- ロングテールキーワードの探し方と選び方
- ロングテールキーワードで上位を取るためのSEO対策方法
本記事を読み終える頃には、ブログで稼ぐ上でロングテールキーワードがどれだけ大切であるかがわかり、稼げるロングテールキーワードを自分で見つけてブログの売上をガンガン伸ばせるようになります。
>> ブログキーワード選定のやり方5ステップと選び方のコツ|画像48枚で解説【SEO】
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ロングテールキーワードとは
ロングテールキーワードとは、3語以上で構成されるキーワードのことで、基本的には検索ボリュームがかなり小さいことが多いです。
例えば以下のようなキーワードがロングテールキーワードになります。
ロングテールキーワードの例
- [ダイエットサプリ 効果あり 50代]:月間検索数:100
- [英語 勉強 ゲーム]:月間検索数:110
- [動画編集 バイト 在宅]:月間検索数:100
検索ボリュームが小さいので、競合性が低くて上位を狙いやすかったり、
キーワードが3語や4語で構成されている分だけ検索の意図が具体的なので、購入や登録の意欲が高い読者を狙い撃ちすることができて、コンバージョンさせやすいことが特徴です。
ロングテールキーワードの検索ボリュームは100以下~数百であることが多いです。
ロングテールキーワードの特徴
ロングテールキーワードの特徴を、ビッグキーワードと比較して整理します。
ロングテールキーワードのメリットとは?
検索ボリュームが小さくても、ブログで稼ぐ上でロングテールキーワードが強力なのは、以下の3つのメリットがあるからです。
- 競合性が低いので上位表示されやすい
- 検索意図が明確なのでコンバージョンしやすい
- 安定してアクセスを集めやすい
それぞれ順に解説します。
①:競合性が低いので上位表示されやすい
ロングテールキーワードは検索ボリュームが小さく、そのぶん競合サイトの数も少ないので、上位表示をしやすくなります。
ロングテールキーワードで上位表示されやすい理由
- ドメインが強いサイトが狙ってこないから
- よって競合サイトは弱いサイトが多い & 競合サイトの数も少ないから
- ページ単位のSEO対策で上位を狙えるから
企業運営のブログなどのドメインが強いサイトは、ガッツリと稼げるビッグキーワードやミドルキーワードを狙うので、ロングテールキーワードには参入してこないことが多いです。
また、以下の表からもわかるようにロングテールキーワードの数はビッグキーワードの数の600倍くらい存在するので、それだけ競合が分散して競合性が低くなります。
月間検索ボリューム | キーワード数のシェア |
---|---|
0 – 10 | 94.74% |
11 – 1,000 | 5.14% |
1,001 – 100,000 | 0.10% |
100,001以上 | 0.0008% |
SEO対策もしやすい
ビッグキーワードやミドルキーワードで上位を取るためには、以下のようにサイト単位でSEO対策する必要がありますが、
ビッグキーワードを狙う場合
- 関連する記事を増やす
- ドメインを強くする
- サイト設計を工夫する
ロングテールキーワードは難易度が低いので、その記事ページだけちゃんとSEO対策すれば上位表示を狙えます。
②:検索意図が明確なのでコンバージョンしやすい
ロングテールキーワードは3語や4語で構成されているので、検索意図が具体的で明確になり、コンバージョンさせやすくなります。
よって少しのアクセスを集めるだけでも売上を稼ぐことができます。
例えば、以下の3つのキーワードを比較すると、ロングテールキーワードの検索意図が最も明確です。
- [幼児]
→ 検索意図が全くわからない
(育児や教育?写真?言葉の意味?) - [幼児 英語]
→ 幼児の英語学習や習得について知りたいっぽい
(英語の勉強方法?習得のしやすさ?勉強してる幼児の割合?) - [幼児 英語 教材]
→ 幼児が英語学習をするためにおすすめの教材を知りたい
(明確!)
ビッグキーワード:検索意図が広すぎる → コンバージョンさせにくい
ビッグキーワードは検索の意図が漠然としすぎて、どんな記事を作れば読者のニーズを満たすことができるのか見当がつきません。
うまく上位を取れたとしても、いろんな検索意図のユーザーが集まってくるので、コンバージョン率は低くなります。
ロングテールキーワード:検索意図が明確 → コンバージョンさせやすい
一方で[幼児 英語 教材]というロングテールキーワードは、検索意図が具体的で明らかです。
検索意図が明らかなので、どんな記事を作れば読者のニーズを満たせるかがわかりやすく、読者に刺さる記事を作りやすくなります。
また、「幼児が英語学習をするためのおすすめの教材」を探している人ばかりが検索しているはずなので購買の意欲が高く、コンバージョン率は高くなります。
・ロングテールキーワードは検索意図が明確!
・なので、読者に刺さる記事を作りやすい
・キーワードをうまく選べば、購買意欲が高い人ばかりを集客できる
・よって、コンバージョン率が高くなる
③:安定してアクセスを集めやすい
順位の変動が起こりにくく、安定してアクセスを集めやすいこともロングテールキーワードのメリットの1つです。
ビッグキーワードは、以下の理由からアクセスが安定しません。
ビッグキーワードのアクセスが安定しない理由
- 自分が上位を取ったとしても、強いサイトがどんどん参入してくる
- 既存の上位サイトも、記事を改善して上位を奪いに来る
- Googleアルゴリズムの変動が少し起こるだけで、簡単に上位を奪われる
それに対してロングテールキーワードは、以下の理由から安定してアクセスを集めることができます。
ロングテールキーワードのアクセスが安定する理由
- ニッチなキーワードなので、競合サイトがあまり参入してこない
- 強いサイトが参入してこないので、奪われにくい
- 競合性が低いので、上位をキープしやすい
「スモールキーワード」とは意味は違うの?
ロングテールキーワードは「スモールキーワード」や「ニッチキーワード」と呼ばれることもあり、同じ意味を表します。
ロングテールキーワードと呼ばれることが多いですが、「スモールキーワード」も同じ意味で使われることが多く、
「複数のキーワードから構成されて検索ボリュームが小さいキーワード」を表します。
ロングテールキーワードを狙う2つの目的【活用方法】
ロングテールキーワードを使ってブログで稼ぐための2つの戦略をご紹介します。
- 高確率でコンバージョンさせて売上を出すため
- ビッグキーワードの記事を下支えするため
それぞれ順に解説します。
①:高確率でコンバージョンさせて売上を出すため
1つ目の目的はシンプルに、ロングテールキーワードで上位を獲得して、高確率でコンバージョンさせて売上を稼ぐことです。
ロングテールキーワードは検索ボリュームは少ないですが、コンバージョン率がかなり高いので、
少ないアクセスでもミドルキーワードより売上を稼ぐこともできます。
以下のミドルキーワードで1位を取った場合
- 検索ボリューム:1,500
- コンバージョン率:1%
この場合の成約件数は、以下のように計算すると、3件になります。
以下のロングテールキーワードで1位を取った場合
- 検索ボリューム:100
- コンバージョン率:20%
この場合の成約件数は、以下のように計算すると、4件になります。
上記の2つを比較してもわかるように、検索ボリュームが低かったとしても高確率でコンバージョンさせることで、ミドルキーワード以上に稼ぐことができます。
②:ビッグキーワードの記事を下支えするため
ロングテールキーワードを狙うもう1つの目的は、ビッグキーワードで1位を取るためです。
上記のように、たくさんのロングテールキーワードの記事からビッグキーワードに内部リンクを送ることで、
ビッグキーワードを狙う記事を下支えして上位に押し上げることができます。
例えば、[ダイエットレシピ]というビッグキーワードを狙いたい場合は、以下のようにロングテールキーワードの記事を作って内部リンクを送ります。
・[ダイエットレシピ]
↑内部リンク
・[ダイエットレシピ 簡単]
・[ダイエットレシピ 夕飯]
・[ダイエットレシピ 満腹]
・[ダイエットレシピ 安い]
ロングテールの記事で支えると、どうして上位に上がりやすくなるの?
ツリー構造でビッグキーワードに内部リンクを集めることで、ビッグキーワードの記事が上位に上がる理由は以下の2つになります。
- 内部リンクにはSEOのパワーが流れるから
- 関連記事が増えると「専門性が高い」と評価されるから
内部リンクにはSEOのパワーが流れます。
複数のロングテールキーワードの記事から、1つのビッグキーワードの記事に内部リンクを送ることで、たくさんのSEOのパワーが集まり、上位に上がりやすくなります。
また、関連性の高い記事が増えるほど、話題に関する専門性が高く評価されて、上位に上がりやすくなります。
以下のような記事を増やすことで、[留学 大学生]についての専門性が評価されて上位に上がりやすくなる。
・[留学 大学生 〇〇]
・[留学 大学生 △△△]
・[留学 大学生 □□]
ロングテールキーワードの選び方・探し方
ロングテールキーワードの探し方と、効果的な選び方を3ステップで解説します。
- 関連キーワードを取得する
- 検索ボリュームを取得する
- キーワードを選んで記事を書こう
3つの手順を順に解説します。
手順①:関連キーワードを取得する
関連キーワードを一覧で取得できるツールであるラッコキーワードにアクセスします。
キーワードの入力欄に、関連キーワードを取得したいキーワードを入力して、虫メガネマークをクリックします。
関連キーワードの一覧が表示されます。
画面右上の「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックして、全てのキーワードをコピーします。
手順②:検索ボリュームを取得する
続いて、キーワードプランナーを開きます。
>> 【2022年】Googleキーワードプランナーの無料登録方法と使い方【検索ボリューム】
先ほど取得したキーワードを全て貼り付けて、「開始する」をクリックして検索ボリュームを調査します。
あくまで目安ですが、検索ボリュームが10~100のものがロングテールキーワードです。
このままではロングテールキーワードがたくさんありすぎるので、次の手順でロングテールキーワードを選定していきます。
手順③:キーワードを選んで記事を書こう(選び方)
手順②で取得したロングテールキーワードから、実際に記事を書くロングテールキーワードを選んでいきます。
選び方のポイントは以下の3つです。
ロングテールキーワードの選び方の3つのポイント
- 上位表示できそうである (上位サイトが強すぎない)
- 売上につながるキーワードである
- ビッグキーワードを支えられそうである
順に解説します。
選び方①:上位表示できそうである (上位サイトが強すぎない)
というわけではありません。
実際に検索してみて、検索上位に企業サイトやドメインが強いサイトばかりではないかを確認しましょう。
検索上位のサイトが企業サイトやドメインが強いサイトなら、そのキーワードは避けましょう。
ドメインの強さの確認方法は以下の2つの記事で解説しています。
>> 【無料】ドメインパワーのチェック方法!パワーランクチェックツールで計測しよう!
>> MozBarの導入方法と使い方を画像31枚で解説!無料で競合ドメインを分析!
選び方②:売上につながるキーワードである
読者の購買意欲が高いキーワードを選びましょう。
例えば[大学生 留学 割合]はロングテールキーワードですが、読者は情報を知りたいだけで購買の意欲が高いわけではありません。
それよりは以下のようなキーワードを選ぶ方が、購買意欲が高く、売上につながりやすいと言えます。
- [大学生 留学 クレジットカード]
→ 「大学生でも使えるクレジットカード」のアフィリエイトにつなげやすい - [留学 英語 大学生]
→ 「留学のための英語学習」のアフィリエイトにつなげやすい
選び方③:ビッグキーワードを支えられそうである
ロングテールキーワード自体で稼ぐわけではなく、あくまでビッグキーワードを上位に上げることが目的の場合です。
この場合は、上位に押し上げたいビッグキーワードと関連性の高いロングテールキーワードを選びましょう。
例えば、[大学生 留学]を上位に押し上げたいなら、
以下のように[大学生 留学]を検索する人が知りたそうなロングテールキーワードの記事を選びましょう。
・[大学生 留学 費用]
・[大学生 留学 おすすめ]
・[大学生 留学 準備]
・[大学生 留学 英語]
以下のような、[大学生 留学]とはニーズが離れたキーワードは、ビッグキーワードを押し上げるために不要です。
>> 【1位量産】ブログのキーワードの効果的な入れ方とおすすめツール【SEO】
Rank Trackerというツールを使うことで、競合サイトからキーワードを抜き出すこともできます。検索順位チェックやキーワードの管理もできる、ブログで稼ぐための必須ツールです。
>> 【検索順位チェック】Rank Trackerが最強!料金と使い方を徹底解説【SEO】
キーワード選定のやり方は以下の記事で解説しています。
>> ブログキーワード選定のやり方5ステップと選び方のコツ|画像48枚で解説【SEO】
【簡単】Google検索でもロングテールキーワードを探せる
「もっと手軽にロングテールキーワードを見つけたい!」という方は、Google検索ですぐに見つけることもできます。
ロングテールキーワードを探したいキーワードを入力してスペースを入力すると、ロングテールキーワードが一覧で表示されます。
ロングテールキーワードで上位を取る方法(SEO対策)
最後に、ロングテールキーワードで1位をガンガン取るためのSEO対策のコツをご紹介します。
文字数は3,000文字以上を目安にしよう
ロングテールキーワードを狙う記事と言えども、文字数は最低3,000文字は書くようにしましょう。
というわけではありませんが、
読者のニーズを満たしてかゆいところまで手が届く記事を作ろうと思うと、結果的に3,000文字は必要になってきます。
1,000文字や1,500文字では上位表示は難しいので、3,000文字以上を目安にしましょう。
適切な文字数の考え方は以下の記事で解説しています。
>> ブログ記事の文字数はSEOに関係あり!最適な文字数の目安と見つけ方【2021年】
検索上位の記事を確認しよう
そのキーワードを狙って記事を作る前に、
上位サイトの強さを調査して、「そのキーワードで上位を取れる見込みがあるか?」を確認しましょう。
上位サイトが以下のようなサイトばかりなら、ロングテールキーワードと言っても上位を取ることは難しいです。
避けるべきサイト
- 企業サイト
- ドメインが強いサイト
- ECサイト
- Webサービスのサイト
- 公式サイト
勝てる見込みがあるかチェックすることは、ロングテールキーワードでも必須です。
読者の検索意図を意識しよう
検索意図に合わない余分な情報まで入れすぎないように注意しましょう。
SEOでは情報を網羅していろんな情報を詰め込むことも時には必要ですが、
ロングテールキーワードを狙う時にはあえて情報を少なくすることも必要です。
読者の検索意図がシャープなので、検索意図に合わない情報をあれこれ詰めるとすぐに離脱してしまいます。
「この情報は読者のためになっているか?」を考えて、記事に書くべき内容を取捨選択しましょう。
>> SEOで重要な検索意図とは?調べ方とブログ・SEOでの活用方法を徹底解説
SEO対策のためのおすすめコンテンツ
検索上位を取るための記事作りの極意は、以下のコンテンツでも無料で解説しています。
>> 【検索1位量産】ブログを爆速で伸ばすSEOの『抑えどころ』をプロが徹底解説!
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【注意】類似コンテンツが増えないように気を付けよう
ロングテールキーワードの記事をたくさん作っていくと、同じような内容を解説する記事がいくつも出来上がってしまうことがあります。
内容が類似した記事をいくつも作るのは、SEOでは評価が下がる原因になります。
同じような記事がいくつもできないように注意しましょう。
まとめ:ロングテールキーワードSEOでブログを強化しよう!
検索ボリュームが小さいからといって、ロングテールキーワードの威力はバカにできません。
以下の2つの方法でうまくロングテールキーワードを活用することで、小さな個人ブログでも効率よく稼げるようになります。
ロングテールキーワードの活用方法
- 高確率でコンバージョンさせることで売上を稼ぐ
- ビッグキーワードをの記事を上位に押し上げる
という方には、有料記事『書けば書くほど上がる「禁断のキーワード選定・サイト設計」』もお力になれると思います。
>> 【2021年】おすすめのアフィリエイトASP15選【初心者に必須のASPを厳選】
>> 【超豪華特典】AFFINGER6(アフィンガー6)の豪華13特典付き購入方法【レビュー】
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