WordPressのリビジョンとは?使い方とやっておくべき最適化方法を解説
※本ページにはプロモーションが含まれている場合があります。
・WordPressのリビジョンって何?
・記事を過去の状態に復元したい!
・便利なリビジョンの使い方を知りたい
・サイトを高速化するための最適化の方法を知りたい
本記事の内容
- WordPressのリビジョン機能の解説
- リビジョン機能の使い方
- サイト高速化のためにすべきリビジョンの最適化
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本記事を読むと、WordPressの超便利な機能「リビジョン」の使い方だけでなく、サイト高速化のためにやっておくべきリビジョンの最適化方法までわかります。
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目次
WordPressの「リビジョン」とは
記事の過去の内容を保存しておいてくれる
リビジョンとは、記事を執筆・編集してきた途中の記事の内容を保存しておいてくれる機能で、
- 記事のどこをどう編集したのかの差分を確認できる
- 以前の状態に記事を一発で戻す(復元)ことができる
というとっても便利な機能です。
リビジョンは、記事の「下書き保存」や「更新」ボタンをクリックするたびに自動で作成され、その分だけ上の画像のようにリビジョンが増えていきます。
・昨日編集したときの記事の内容
・今日の午前に編集したときの記事の内容
などがそれぞれ全部保存されて残っているイメージです。
1つの記事に対していくつもリビジョンが残るので、最新の変更だけでなく過去の変更も全て確認して復元することができます。
記事の変更箇所を確認したり復元できる
リビジョンを開くとこのように、その時点の変更でどこをどう変更したのかが色付きで表示されるので一眼でわかります。
過去のリビジョンを指定してワンクリックで復元することもできるので、
- 前の状態の方が読者の反応が良かったから戻したい
- 少し記事を戻して編集し直したい
などはもちろん、
何らかの原因で最新の記事が消えてしまった時でも、リビジョンの状態から記事を復元することができます。
リビジョンが増えすぎるとサイトが重くなるので注意
ただし1つだけ注意が必要なのが、リビジョンが増えすぎるとサイトの表示速度がどんどん遅くなるということです。
リビジョンは記事の内容を丸々保存しているので、リビジョンが20個あれば20記事分の情報を保存していると言っても過言ではありません。
よって、サイトの速度を上げるために、リビジョンを適切に管理する必要があります。
WordPressのリビジョンの使い方
それでは、まずはリビジョンの使い方を解説します。
- リビジョンの確認方法
- リビジョンが表示されない時は
- リビジョンから記事を復元する方法
リビジョンの確認方法
まずはWordPressの管理画面から「投稿一覧」をクリックします。
リビジョンを確認したい記事の「編集」をクリックして、投稿編集画面を開きます。
クラシックエディターの場合
編集画面を下の方にスクロールすると、
このようにその記事のリビジョンと作成された日時が一覧で表示されます。
このリビジョン一覧からどれかをクリックするか、
投稿編集画面の右上の箇所にある「リビジョン:◯ 表示」と書かれた箇所をクリックすると、リビジョンの画面を開くことができます。
>> 【WordPress】Classic Editorはいつまで使える?2022年以降もクラシックエディタをサポート!
Gutenbergの場合
Gutenbergでは、投稿編集画面右側の「◯件のリビジョン」と書かれた箇所をクリックするとリビジョン画面を開くことができます。
>> 【2021年】Classic Editorでクラシックエディターに戻す方法!Gutenbergとの違いとは?【WordPress】
リビジョン画面の使い方
画面上部にあるバーのどこかをクリックすると、表示するリビジョンを変更することができます。
バーの左に行くほど古いリビジョン、右に行くほど新しいリビジョンが表示されます。
例えばこのようにバーをクリックすると
その時点でのリビジョンに切り替わります。
リビジョン画面には上の画像のように
- 画面左:変更前の内容
- 画面右:変更後の内容
がそれぞれ表示され、
- 削除した箇所:赤色
- 追加された箇所:緑色
でそれぞれ表示されます。
リビジョンが表示されない時は
クラシックエディターでの記事編集画面で上記のリビジョンの一覧が表示されない場合は、次の手順で表示することができます。
投稿編集画面右上にある「表示オプション」をクリックします。
メニューが開かれるので、「リビジョン」の欄にチェックを入れれば完了です。
これでリビジョンの一覧が表示されるようになります。
リビジョンから記事を復元する方法
リビジョンの復元は、リビジョン画面を開いた状態から行います。
- 記事全体を復元する方法
- 記事の一部を復元する方法
記事全体を復元する方法
まずはリビジョン画面の上部のバーを使って、復元したい時点のリビジョンを開きます。
復元したいリビジョンを開いたら、画面右上にある「このリビジョンを復元」をクリックすれば完了です。
記事の一部を復元する方法
記事全体の復元はボタンでワンクリックでできますが、一部を復元する機能はWordPressにはありません。
なので一部を復元したい場合は、リビジョンから復元したい箇所を選択・コピーして、投稿編集画面でペーストすることで部分的に復元することができます。
WordPressのリビジョンを最適化しよう
冒頭で簡単に解説した通り、WordPressを運営しているとリビジョンがどんどん溜まってサイトが重くなるので、リビジョンを正しく管理してあげることが必要です。
サイトが遅くなるとSEOで順位が下がったり、読者が離脱しやすくなります。
よって以下の2つを行なって、サイトを軽くすることが大切です。
- リビジョンの削除をしよう
- リビジョンの数を制限しよう
リビジョンの削除をしよう
1つの記事に対してリビジョンは2つや3つあれば十分。
10個も20個も必要ありません。
よって、まずは不要なリビジョンを削除しましょう。
リビジョンを削除することでページの表示速度が速くなります。
リビジョンの削除については以下の記事でもさらに詳しく解説しています。
>> WordPressのリビジョンを削除・数を制限する簡単な方法【プラグインあり・なし】
WP-Sweepで削除する方法
リビジョンの削除は、WP-Sweepというプラグインを使えばワンクリックで簡単にできます。
リビジョンを削除する前には以下の記事を参考にWordPressのバックアップを取っておきましょう。
>> 【2021年最新】BackWPupの正しい設定方法と使い方:自動バックアッププラグイン【WordPress】
WP-Sweepをインストール・有効化したら「ツール」→「WP-Sweep」をクリックします。
画像のような画面が表示されるので、リビジョンの項目の「掃除」ボタンをクリックすればリビジョンを一括で削除することができます。
「全てのリビジョンを削除せずに、少しはリビジョンを残したい!」という場合は以下の記事で解説しています。
>> WordPressのリビジョンを削除・数を制限する簡単な方法【プラグインあり・なし】
リビジョンの数を制限しよう
リビジョンの削除ができたら次は、作成されるリビジョンの数に制限をかけましょう。
デフォルトのままだとWordPressでは無限にリビジョンが作成されていきます。
よって、
というような制限を自分で設定することが必要です。
数に制限をかけることで、サイトをずっと軽い状態に保つことができます。
「wp-config.php」を編集しよう
リビジョンの数を制限するには、wp-config.php
にコードを1行追加するだけでOKです。
wp-config.phpファイルを編集する前には以下の記事を参考にWordPressのバックアップを取っておきましょう。
>> 【2021年最新】BackWPupの正しい設定方法と使い方:自動バックアッププラグイン【WordPress】
まずは以下のどちらかの方法で、自分のWordPressのフォルダからwp-config.php
を取得しましょう。
- FTPソフトでサーバーに接続する
- レンタルサーバーのファイルマネージャーを開く
wp-config.php
を取得したらエディタで編集画面を開きましょう。
リビジョンに関する設定は以下の3つコードがあります。
// リビジョン数の制限なし
define('WP_POST_REVISIONS', true);
// リビジョンを無効にする
define('WP_POST_REVISIONS', false);
// リビジョン数の制限を指定する(以下は2個の場合)
define('WP_POST_REVISIONS', 2);
数を制限するには上の3つ目のコードを、以下の画像のようにABSPATH
の記述よりも上に追記すれば完了です。
あとはwp-config.php
をサーバーに再度アップロードすれば完了です。
WordPressのリビジョンについてのよくある質問
リビジョン機能を無効にするとさらにサイトは軽くなる?
リビジョンの数を2つや3つに制限していれば、無効化してもサイトの速度はあまり変わりません。
また、リビジョンが1つもないと、いざというときに記事を復元できないので無効化ではなく制限にしておくことをおすすめします。
リビジョン以外にも削除しておくべきものはある?
リビジョン以外にも、WordPressには以下のような不要なデータが溜まっています。
- 記事の下書き
- ゴミ箱の記事
- コメントやピンバック
リビジョンだけでなく、上記も削除することでサイトをより軽くすることができます。
WP-Optimizeを使うことで無駄なデータを全体的に削除したり自動で削除する設定もできるので、以下の記事を参考に削除と設定をしておきましょう。もちろんリビジョンの削除もできます。
>> 【最新版】WP-Optimizeの使い方と設定方法|データベース最適化プラグイン【WordPress】
WordPressのリビジョンがあれば安心!
WordPressのリビジョン機能の使い方とやっておくべき最適化について解説しました。
リビジョン機能の使い方を知っておくと、記事が消えてしまったいざという時にとっても便利です。
また、今回解説したようにリビジョンの最適化をしておくことでサイト速度が早くなり、
- SEOでの検索順位アップ
- 読者の離脱率が低下し、読まれやすくなり売上が出やすくなる
などのメリットがあります。
最適化がまだの方は「WordPressのリビジョンを最適化しよう」の見出しを参考にリビジョンの最適化をしておきましょう。
WordPressに関する記事は以下もおすすめです。