2021/07/20 (更新日: 2021/12/02)

【画像付き】BackWPupのバックアップで復元する方法を初心者向けに解説【WordPress】

ブログ

※本ページにはプロモーションが含まれている場合があります。

こんな方におすすめです。

・WordPressの復元方法を画像付きで詳しく知りたい
・BackWPupのバックアップデータからWordPressを復元したい
・FTP接続とかややこしいことがわからなくてもOK

本記事の内容

BackWPupでWordPressを復元する方法
　┗画像付きで詳しく解説
　┗どのレンタルサーバーでもOK
　┗FTP接続などややこしいことがわからなくてもOK

本記事を読むと、BackWPupからWordPressサイトを復元する方法が画像つきでわかります。

以下の経歴と実績を持つなべたろ(@seonabe)が解説するよ♪

なべたろの実績

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BackWPupでWordPressを復元する手順の概要

まず最初に、BackWPupでWordPressを復元する方法の概要や前提についてお伝えします。

復元するための前提条件

バックアップデータからWordPressを復元するために、今回は以下の前提で解説します。

BackWPupでバックアップをとっている
WordPressを以前と同じサーバー・同じドメインに復元する
レンタルサーバーのマイページにログインできる

BackWPupでバックアップをとっていない方は、、、

自分でWordPressのバックアップをとっていなくても、レンタルサーバーでは勝手にバックアップをとってくれていることが多いです。
▼マイページ画面(mixhostの場合)

▼バックアップ(mixhostの場合)

BackWPupでバックアップをとっていなくても諦めずに確認してみましょう。

また、WordPressを別のサーバーや別のドメインに復元したい場合は、復元というよりは移転など他の作業が必要になるので今回は割愛いたします。

WordPressには2つの復元が必要

WordPressを復元するには以下の2つのデータを復元する必要があります。

サーバーデータ(フォルダ・ファイル・プラグインなど)
データベース(記事やカテゴリ情報など)

サーバーデータ(フォルダ・ファイル)

サーバーデータとは、HTMLファイルやCSS・JavaScriptなどのコードのファイルや画像ファイルなどのことです。

サーバーにはWordPressを構成するファイルが無数にあるので、復元するためにはそれら全てのファイルを以前の状態に戻す必要があります。

プラグインで不具合が起こった場合などは基本的にこの「サーバーデータ」の復元だけすれば直る場合も多いです。

データベース(記事やカテゴリ情報など)

データベースのデータとは、固定ページや投稿ページなどの記事データやカテゴリなどのデータです。

サーバーのファイルとは別に、「データベース」という場所に保管されているので、データベースを復元する必要があります。

記事データが消えた場合などはこのデータベースの復元で直すことができます。

復元手順

復元するための手順はざっくりと次のようになります。

Step①：バックアップデータのダウンロード
Step②：サーバーデータ(ファイル)の復元
Step③：データベースの復元

次の見出しから、それぞれの手順について詳しく解説していきます。

どんなに大きなブログでも意外とあっさりと復元できるので、順番に見ていきましょう♪

BackWPupでの復元Step①：バックアップデータのダウンロード

まずは復元するためのバックアップデータをダウンロードします。

【手順1】バックアップデータをダウンロード

ブログで起こっているエラーによってはWordPressの管理画面にログインできない可能性もあるので、WordPressにログインできる場合とできない場合でそれぞれダウンロード方法を解説します。

ポイント

「ファイルのバックアップ」と「データベースのバックアップ」を別々のジョブで分けてバックアップをとっている場合は、両方のバックアップが必要なのでどちらもダウンロードしてください。

WordPressの管理画面にログインできる場合

まずはWordPressの管理画面にログインできる場合です。

WordPressの管理画面から「BackWPup」→「バックアップ」をクリックします。

今までに作成されたバックアップの一覧が表示されます。

画面には1つのジョブのバックアップしか表示されていません。

画像の赤枠の箇所をクリックするとジョブの一覧が表示され、ジョブを切り替えてバックアップを確認することができます。

復元したいバックアップのデータを見つけて「ダウンロード」をクリックします。

ダウンロードが完了したら「【手順2】圧縮されたZIPファイルを解凍」に進みます。

WordPressの管理画面にログインできない場合

エラーが起こってWordPressの管理画面にログインできない場合は、バックアップが保存されている場所から直接ダウンロードします。

BackWPupでジョブを作成した際に、バックアップを保存する「ジョブの宛先」を設定したはずなので、その宛先からダウンロードをします。

つまり、、、

「Dropboxにバックアップ」を選択した方はDropboxからダウンロード
「フォルダーへバックアップ」を選択した方はサーバーからダウンロード

します。

「フォルダーへバックアップ」の方がほとんどだと思うので、サーバーからダウンロードする方法をさらっと解説します。

まずはWordPressを利用しているレンタルサーバーのマイページにログインしてください。

マイページのどこかに「ファイルマネージャー」というメニューがあるので、ファイルマネージャーを開きます。

補足

mixhostを例に説明しますが、レンタルサーバーであればファイルマネージャーは大体あります。

>> 参考：ファイルマネージャ利用方法 | レンタルサーバーならエックスサーバー
>> 参考：ファイルマネージャーを利用する｜ConoHa WINGサポート
>> 参考：ファイルマネージャーの使い方 – mixhost ヘルプ＆サポート

ファイルマネージャーを開いたら、

「public_html」 > 「(ご自身のドメイン名)」

に進みます。

上の画像のように、

・「wp-admin」
・「wp-content」
・「wp-includes」

などのフォルダがあればあっています。

そこからさらに

「wp-content」 > 「uploads」 > 「(BackWPupで自分で指定した保存フォルダ名)」

と進んでください。

上の画像のように、圧縮されたバックアップデータが保存されているので、復元したい時点のバックアップデータをダウンロードしてください。

【手順2】圧縮されたZIPファイルを解凍

ダウンロードしたバックアップファイルはzip形式かtar.gz形式に圧縮されています。

※ファイルのバックアップとデータベースのバックアップを分けていたので、上の画像は2つファイルがありますが、分けていない方は1つにまとまっています。

Windowsの方は右クリックから、Macの方はダブルクリックでファイルを解凍します。

「*********.sql」

というファイルがデータベースのバックアップです。

この1つのファイルにデータベースの情報が詰まっています。

末尾が「.gz」になっている場合はこれも解凍してください。

ファイルのバックアップのデータは上の画像のようにぎっしりとファイルが並んでいます。

次の見出しで詳しく解説しますが、上のように余分なファイルもあるので除いて使用します。

BackWPupでの復元Step②：サーバーデータ(ファイル)の復元

バックアップのためのデータの準備が完了したので、次はサーバーのファイルを復元します。

以下の手順で進めます。

【手順1】 FTPソフトでサーバーにアクセス(もしくはファイルマネージャー)
【手順2】復元するドメインのフォルダを開く
【手順3】バックアップデータをアップロード

ファイルの復元というと難しそうですが、、、

バックアップに残しておいた正常な時のファイルを、全部サーバーにアップロードし直してブログをその時の状態に戻す！というだけです。

【手順1】 FTPソフトでサーバーにアクセス(もしくはファイルマネージャー)

ファイルをアップロードするために、まずは以下のどちらかの方法でサーバーのフォルダにアクセスします。

方法①：FileZillaなどのFTPソフトでサーバーのフォルダに接続
方法②：レンタルサーバーにログインして「ファイルマネージャー」のページを開く

FTPソフトでの接続の仕方がわからない場合は方法②の方法でレンタルサーバーにログインして「ファイルマネージャー」のページを開く方法が簡単です。

ファイルマネージャーにアクセスするには、契約しているレンタルサーバーのマイページにログインしてください。

上の画像はmixhostの画面の例ですが、マイページのどこかに「ファイルマネージャー」という項目があるはずなので、そこからアクセスしてください。

mixhostに限らずどのレンタルサーバーでも「ファイルマネージャー」はあるはずです。
>> 参考：ファイルマネージャ利用方法 | レンタルサーバーならエックスサーバー
>> 参考：ファイルマネージャーを利用する｜ConoHa WINGサポート
>> 参考：ファイルマネージャーの使い方 – mixhost ヘルプ＆サポート

【手順2】復元するドメインのフォルダを開く

FTPソフトでサーバーに接続、あるいはファイルマネージャーを開いたら、復元するドメインのフォルダを開きます。

多くの場合は

「public_html」 > 「(ご自身のドメイン名)」

と進むと開けるはずです。

上の画像はFTP接続をしてドメインのフォルダを開いた画面ですが、画像のように

・「wp-admin」
・「wp-content」
・「wp-includes

などのフォルダが無数にあるフォルダが見つかればOKです。

ファイルマネージャーで開く場合も

「public_html」 > 「(ご自身のドメイン名)」

のフォルダを開いて、上の画像のようにワードプレスのファイルがたくさんあるページを開きます。

【手順3】バックアップデータをアップロード

あとはデータをアップロードすればサーバーの復元は完了！

バックアップデータをアップロードするために、「BackWPupでの復元Step①：バックアップデータのダウンロード」でダウンロードして解凍したバックアップのフォルダを開きます。

バックアップデータに入っている以下のファイルは、サーバーの復元には不要なファイルなので、以下の5つを除いた全てのフォルダとファイルをアップロードします。