【2021年】WP Super Cacheのおすすめ設定方法と使い方!不具合の対処法も解説【キャッシュプラグイン】
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・WP Super Cacheって何?どんなプラグイン?
・WordPressサイトを高速化してSEOに強いサイトにしたい!
・WP Super Cacheで高速化するためのおすすめの設定方法を知りたい!
・エラーなく確実にWP Super Cacheを使うための注意点や対処法も知りたい!
本記事の内容
- WP Super Cacheの機能と特徴
- WP Super Cacheの設定方法(サイト高速化のためのおすすめの設定方法)
- 万が一エラーや不具合が起きた時の対処法
- さらにサイト速度を速くする方法
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本記事を読むと、WP Super Cacheの機能や特徴・サイトを高速化させるためのおすすめの設定内容だけでなく、安全にWP Super Cacheを利用するための注意点や対処法までわかります。
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目次
WP Super Cacheとは
キャッシュでサイトを高速化するプラグイン
WP Super Cacheとは、キャッシュを生成してブログを高速化してくれるプラグインです。
ページが読み込まれた際にそのページのデータをブラウザやサーバーなどに保存することで、次回以降は読み込みを飛ばして素早く表示するための機能。
キャッシュを使うことで、ユーザーがサイトを訪れるたびに毎回サーバーで読み込まれることがなくなり、あらかじめ用意されたデータを瞬時に表示することができるのでかなりサイトの表示速度が速くなります。
サイトの速度を計測できるPageSpeed Insightsでも、改善案としてキャッシュのことも紹介されており、
WP Super Cacheの導入前後ではサイトスピードのスコアもかなり改善されます。
サイトのスピードが速くなると、SEOで評価されやすくなり検索順位が上がる・ユーザーの直帰率が下がり、よく読まれるようになるので売上が上がる、などのメリットがあります。
「WordPress.com」を運営するAutomatic社が提供
WP Super CacheはWordPressの公式サイトであるWordPress.comをはじめ、超有名なツールであるJetpackやAkismetを運営するAutomatic社が提供しています。
プラグインは法人でも個人でも作成して簡単に公開することができるので安心できないプラグインもありますが、WP Super CacheはAutomatic社が提供しているのでとっても安心です。
インストール数は100万以上でありながら、評価も星4.5とかなりの高評価です。
シンプルで使いやすい
キャッシュは以下のように様々なキャッシュがありますが、その中でもWP Super Cacheはページキャッシュのみしか使いません。
- ブラウザキャッシュ
- オブジェクトキャッシュ
- ページキャッシュ
- サーバーキャッシュ
- データベースキャッシュ
ページキャッシュのみしか使わないことで、シンプルな設定のみで初心者でもとっても簡単に使うことができます。
他のキャッシュも全て使う高度なプラグインとしてはW3 Total Cacheが有名です。
>> 【2021年最新】W3 Total Cacheのおすすめの設定方法と注意点
>> 【2021年最新】WordPressのキャッシュプラグインおすすめ8選【比較表付き】
モバイルのキャッシュにも無料で対応
WP Super Cacheは初心者でも使いやすいようにシンプルでありながら、モバイルのキャッシュにも無料で対応しています。
モバイルのキャッシュに対応していることで、
・モバイルならモバイルのキャッシュ
というように使い分けて、モバイルでもサイトを高速化してくれます。
モバイルのキャッシュは必須だよ♪
WP Fastest Cacheはモバイルのキャッシュを無料では使えないので、WP Super Cacheはとてもおすすめです。
>> 【2021年】WP Fastest Cacheの使い方・設定方法!不具合の対処法も解説【キャッシュプラグイン】
WP Super Cacheのインストールと有効化
それではここからはインストールから設定・使い方などを順に解説していきます。
インストール前の注意点
注意点①バックアップを取ろう
どのプラグインでもそうですが、プラグインの相性によっては不具合が起こる可能性もあります。インストールをする前に、以下の記事を参考にWordPressのバックアップを取っておきましょう。
>> 【2021年最新】BackWPupの正しい設定方法と使い方:自動バックアッププラグイン【WordPress】
注意点②他のキャッシュ系プラグインと併用しない
キャッシュ系プラグインは必ず1つのみにしましょう。
他のキャッシュ系プラグインと併用すると不具合が起こる可能性があるので、他のキャッシュ系プラグインを利用されている方は正しい手順で削除してからWP Super Cacheを使いましょう。
>> 【2021年最新】WordPressのキャッシュプラグインおすすめ8選【比較表付き】
インストールと有効化の手順
まずはWordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
プラグインの検索窓に「WP Super Cache」と入力して検索します。
上の画像のプラグインがWP Super Cacheになります。
「今すぐインストール」をクリックしてWP Super Cacheをインストールします。
インストールが完了したら「有効化」をクリックします。
上の画像の画面(インストール済みプラグインの一覧ページ)に変わって「プラグインを有効化しました。」と表示されればWP Super Cacheのインストールと有効化が完了です。
インストール後に表示される警告について
WP Super Cacheをインストールした直後には、このような警告が表示されますが、
警告の文章にも記載されているように、インストール直後にいきなり表示されている場合は全く問題ありません。
「非表示」をクリックして警告を消せばOKです。
WP Super Cacheの設定方法
次は設定方法を順に解説します。
まずは「設定」→「WP Super Cache」をクリックして設定画面を開きます。
この画面がWP Super Cacheの設定画面です。
パーマリンク構造エラーが表示された場合は
このようにパーマリンク構造エラーが表示された場合は、「パーマリンク構造エラー」の見出しを参考にエラーを解消してください。(10秒で直ります。)
WP Super Cacheの設定画面にはタブがたくさん表示されていますが、これら3つのタブだけ設定をすればOKです。
- 簡単設定
- 高度な設定
- 先読み設定(プリロード)
【Step1】簡単設定
まずは「簡単」タブの設定です。
「キャッシング」の項目を「キャッシング利用(推奨)」に変更して、「ステータスを更新」をクリックすれば完了です。
これで、実際にWP Super Cacheによってキャッシュが使われるようになります。
【Step2】高度な設定
次は「高度な設定」のタブに進みます。
「高度な設定」では、以下の4つを順に設定します。
- 「キャッシュ配信方法」・「その他」
- 「高度な設定」
- 「キャッシュのタイムアウト」・「スケジューラー」
- 【補足】「Rejected URL Strings」
①「キャッシュ配信方法」・「その他」
「キャッシュ配信方法」と「その他」の項目は、上の画像のように「(推奨)」と書かれた項目に全てチェックを入れておけばOKです。
具体的には以下の項目です。
「キャッシュ配信方法」
- 「シンプル (推奨)」にチェック
「その他」
- 「ログイン中のユーザーに対してはキャッシュを無効化する。 (推奨)」にチェック
- 「ページを圧縮し、訪問者により速くページを供給する。 (推奨)」にチェック
- 「キャッシュリビルド。新しいファイルの生成中にこのサイトの登録ユーザー以外のユーザーにキャッシュファイルを供給する。 (推奨)」にチェック
- 「304ブラウザーキャッシング。ブラウザーが最後にリクエストして以来ページが変更されたかどうかを確認することで、サイトのパフォーマンスを向上させます。 (推奨)」にチェック
②「高度な設定」
次は「高度な設定」の項目です。
上の画像の通り、次の3箇所にチェックを入れましょう。
「高度な設定」
- 「モバイルデバイスサポート」にチェック
- 「投稿や固定ページの公開、または更新時にすべてのキャッシュファイルをクリア」にチェック
- 「コメントが投稿されたときに該当のページだけリフレッシュする。」にチェック
1つ目の「モバイルデバイスサポート」にチェックを入れることで、スマホやタブレットのユーザーにも最適なキャッシュを配信できるようになります。
2つ目と3つ目の項目は、投稿や固定ページが公開・編集されたり、あるいはコメントが投稿された時などに常に最新のページを表示できるようになります。
ここまで変更できたら、「ステータスを更新」クリックしてここまでの設定を保存しましょう。
③「キャッシュのタイムアウト」・「スケジューラー」
ここでは、キャッシュを定期的に削除するための設定を行います。
キャッシュは一度読み込まれたページのデータを保存しておき、そのデータを次回以降も表示することでサイトを高速化させる機能ですが、
古いキャッシュが残っているとページが更新されてもいつまでも古いページが表示されてしまいます。
よって、最新のサイトの状態で表示されるように、キャッシュは定期的に削除して新しく生成する必要があります。
上の画像のように、以下の4点を変更します。
「キャッシュのタイムアウト」
- 「86400」と入力 (86400秒 = 24時間)
「スケジューラー」
- 「定時」にチェックを入れて、「02:00」と入力
- 「間隔」を「1日1回」にする
この設定にすることで、毎日2:00に(24時間おきに)自動的に全てのキャッシュが削除されるようになります。
ここまで設定したら、「有効時間を変更」をクリックして設定を保存しましょう。
【補足】「Rejected URL Strings」
「Rejected URL Strings」の設定は必須ではありません。不要な方はスキップしてください。
常に最新のページを表示するためにキャッシュを利用したくないページがある場合は、この項目でページを指定します。
上の画像のように、例えば
というページをキャッシュさせないようにするには
と記載します。
【Step3】先読み設定(プリロード)
最後の設定は「先読み(プリロード)」タブの設定です。
キャッシュの先読み(プリロード)について
キャッシュは1度読み込まれたデータを保存しておくものなので、ページに1人目のユーザーが訪れたタイミングでキャッシュが作成されます。
つまり、そのページを訪問する2人目以降のユーザーにはキャッシュを利用して素早くページを表示できますが、1人目のユーザーにはキャッシュがまだないのでページを素早く表示することができません。
これを解決するのがプリロードです。
プリロードを使うことで、まだキャッシュが作成されていないページのキャッシュもあらかじめ作成することができ、1人目のユーザーにもキャッシュを使って素早くページを表示することができます。
設定は上の画像のように以下の2箇所を変更しましょう。
変更箇所
- 時間を「1440」分に変更(1440分=24時間)
- 「プリロードモード (ガベージコレクションを無効化。推奨)」にチェックを入れる
上記2点数を変更したら、「変更を保存」から変更を保存するとともに、「キャッシュを今すぐプリロード」をクリックしてキャッシュを作成しておきましょう。
プリロードの実行中はサイトが重くなり、サイトの表示速度が遅くなります。ユーザーが少ない時間に行いましょう。
WP Super Cacheの使い方:キャッシュの削除をしよう
サイトのカスタマイズをしたり、CSSやPHPなどを編集した時など、
サイトに何かしらの変更や更新をした際にはキャッシュの削除をしましょう。
キャッシュの削除をしないと以前のキャッシュのまま表示され続け、設定や変更が反映されないので、忘れずに行いましょう。
キャッシュを削除するには、WP Super Cacheの設定画面の「コンテンツ」タブを開き、以下の2つを順に両方ともクリックしましょう。
- 「期限切れキャッシュを削除」
- 「キャッシュを削除」
これで生成されているキャッシュが全て削除され、サイトの変更が反映されて最新の状態になります。
WP Super Cacheのエラー・不具合の対処法
「パーマリンク構造エラー」
WP Super Cacheの設定画面を開いた際に以下のようなエラーが出ることがあります。
これはブログ記事の「パーマリンクの設定」が原因です。
まずはエラーの文章内のリンクから「パーマリンク設定画面」を開きます。
すると上のような画面になります。
このパーマリンク設定が「基本」になっていることがエラーの原因です。
「基本」の設定はSEOの観点からも良くありません。
「投稿名」をクリックします。
「変更を保存」してパーマリンク設定を保存すれば完了です。
エラーが直っているはずなので、「WP Super Cacheの設定方法」の見出しに戻って設定を進めましょう。
設定やサイトの更新が反映されない
WP Super Cacheを導入してから、
・PHPやCSSのコードを変更しても反映されない!
・プラグインやプラグインの設定を変更しても反映されない!
ということが起こることがありますが、
これらは全て古いキャッシュが表示されていて最新の状態が表示されていないことが原因です。
「WP Super Cacheの使い方:キャッシュの削除をしよう」の見出しで解説している手順で、キャッシュを削除してから再度ページを読み込めば最新の状態で表示されます。
WP Super Cacheの注意点
注意点①WP Super Cacheの削除は正しい手順で
WP Super Cacheに限らずキャッシュ系のプラグインはどれでもそうですが、
通常のプラグインと同じように普通に無効化して削除すると、不具合が起こる可能性があります。
本記事では割愛しますが、WP Super Cacheを削除するときには正しい手順で削除するようにしましょう。
注意点②「wp_is_mobile」関数と同時に使わない
自分でWordPressサイトにPHPのコードを書き加えている方は、
wp_is_mobile
関数をWP Super Cacheと同時に使わないようにしましょう。
wp_is_mobile
関数はPCとスマホ・タブレットで処理を分けるための関数ですが、WP Super Cacheを使っている場合、スマホでもPCと同じ内容が表示されてしまうことがあります。
注意点③ECサイトで使わない
ECサイトなど、ログイン機能やカート機能のあるサイトではWP Super Cacheを使わないようにしましょう。
ログインやカート機能があるサイトでは、常にユーザーごとに最新の画面を表示する必要があるためWP Super Cacheは相性が良くありせん。
さらにサイトを高速化する方法
①画像を最適化する
サイトが重くなる大きな原因の1つは画像です。
画像の大きさをリサイズして小さくしたり、圧縮して画像サイズを小さくするだけでサイトの速度は大幅に向上します。
画像の圧縮や最適化はEWWW Image Optimizerがおすすめです。
>> 【2021年最新】EWWW Image Optimizerの最新設定方法と使い方【画像最適化プラグイン】
知っておくべき画像サイズの目安についてはそれぞれ以下で解説しています。
>> WordPressブログの最適な画像容量(ファイルサイズ)の目安と圧縮方法【2021年】
>> WordPressブログに最適な画像サイズ(ピクセル)の目安とリサイズ方法【2021年】
②WebP形式の画像を使う
画像の最適化と合わせて、最先端の画像フォーマットである「WebP」と呼ばれる画像形式を使うとさらにサイト速度が改善されます。
詳しくは以下の記事で解説しています。
>> WordPressでWebP画像に変換・対応させる3つの方法【WebP画像】
③ファイルを最適化する
3つ目の方法は、ファイルを最適化することです。
プログラムのファイルであるJSファイルやデザインのファイルであるCSSファイルを最適化することでサイトの速度を改善することができます。
ファイルの最適化にはAutoptimizeがおすすめです。
>> 【2021年最新】Autoptimizeの設定方法と使い方:コード最適化プラグイン【WordPress】
WP Super Cacheでキャッシュを使ってサイトを高速化しよう!
WP Super Cacheでキャッシュを生成してWordPressサイトを高速化する方法を解説しました。
サイトの速度が少し変わるだけで、SEOでの検索順位もユーザーの離脱率も大幅に改善されます。
売上アップのためには必須とも言えるので、WP Super Cacheを導入してサイト速度を改善させましょう。
ページキャッシュだけでなく他のキャッシュも使いたい方はW3 Total Cacheもおすすめです。
>> 【2021年最新】W3 Total Cacheのおすすめの設定方法と注意点
以下の記事ではキャッシュプラグインの比較を紹介しています。
>> 【2021年最新】WordPressのキャッシュプラグインおすすめ8選【比較表付き】
キャッシュプラグイン以外でもサイトを高速化したい方は以下の記事もおすすめです。