SEOで重要な検索意図とは?調べ方とブログ・SEOでの活用方法を徹底解説

ブログ

※本ページにはプロモーションが含まれている場合があります。

本記事はこんな方におすすめです。

・SEOでよく聞く「検索意図」って何?
・検索意図はどうして大事なの?どんなメリットがあるの?
・SEOとブログで検索意図を活用する具体的な方法を知りたい!

読者の悩み

「SEOで「検索意図が大事」ってよく聞くけど、どうして大事なの?SEOでどう役立つの?検索意図の調べ方と、実際に記事を書くときに活用するコツも教えて欲しい!」

こんな悩みを解決します。

SEOにおける筆者の実績

「検索意図」を解説する筆者のSEOの実績1

上記は僕が作ったブログのうちの1つで、立ち上げから1年で月間1,200万PV、最高では月間1,300万PVまで到達しました。
「検索意図」を解説する筆者のSEOの実績2
1日あたりのPVは50万PVを超える日もあります。

他にも、月間数百万PVのブログはいくつも作ってきました。

ここまで何度も、爆速でブログを伸ばすことができる理由は、本記事で解説する「検索意図」を理解して活用しているからです。

それくらいに、検索意図はSEOにおいて最重要レベルで重要です。

そこで本記事では、SEOでがんがん上位をとってブログで稼ぎたい方向けに、以下の内容を解説します。

本記事の内容

  • SEOで大事な「検索意図」とは?
     (意味・重要性・理解するメリット)
  • 検索意図のタイプ
  • 検索意図の調べ方
  • 検索意図を活用して、SEOに強い記事を書く方法

本記事を読めば、SEOで重要な検索意図やその扱い方について理解して、実際に記事作りに検索意図を活かして、検索上位をガンガン取れるようになります。

以下の経歴と実績を持つなべたろ(@seonabe)が解説するよ♪
なべたろの実績

  • ライター100名以上の組織の法人を経営→株式譲渡
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SEOにおける検索意図とは?【超重要】

①SEOにおける検索意図とは?【超重要】
キーワードの検索意図とは、ユーザーがそのキーワードで検索をするときの目的やニーズのことです。

具体的にイメージしやすいように、以下の[Webライター 稼げる]の検索結果を見てみましょう。

ブログとSEOで重要な検索意図の見本

検索結果を見ると、[Webライター 稼げる]で検索するユーザーは、以下のことを知りたいのだとわかります

検索ユーザーが知りたいこと

  • Webライターの仕事は稼げるのかどうか知りたい
  • いくらくらい稼げるのか知りたい

さらに言うと、[Webライター 稼げる]で検索するユーザーには、以下のニーズもあることがわかります。

検索ユーザーが、ついでに知りたいこと・ニーズ

  • 稼げるならば、Webライターの始め方や仕事内容も知りたい
  • Webライターで稼ぐためのコツも知りたい
  • 在宅でお金を稼ぎたい

このように、そのキーワードで検索するユーザーが

  • 「何を知りたいのか」
  • 「何をしたいのか」
  • 「どうしてそれを知りたいのか」

などをひっくるめた、「検索の目的やニーズ」のことを「検索意図」と言います。

検索意図はSEOにおいて超重要

検索意図を理解することは、SEOにおいて超重要です。

なぜなら、Googleの検索結果では、検索意図を満たすコンテンツが上位に表示されるからです。

Googleの公式サイトにも、以下のように記載されています。

検索意図を把握する
最適な回答を返すためには、検索の意図を把握することが大切です。関連性の高い情報が含まれているページを見つけるために最初に行うのは、検索クエリに含まれる単語の意味の分析です。
引用:検索アルゴリズムの仕組み|Google検索

ユーザーの検索意図を満たすコンテンツを作ることが、SEOで上位を取る秘訣です。

検索意図を理解するとブログとSEOに役立つ理由

ユーザーの検索意図を理解できると、ユーザーのニーズをより満たす記事を書くことが出来ます

なぜなら、ユーザーの検索意図を理解することで、ユーザーが知りたいことやニーズに先回りして、必要な情報を用意できるからですね。

例えば、「気遣いが行き届いた接客をする、キャビンアテンダント(CA)」の方をイメージするとわかりやすいです。

乗客が飛行機に乗るのは、「移動するため」ですが、

それと同時に、以下のニーズもあると思います。

飛行機の乗客のニーズ

  • 空の旅を楽しみたい
  • 飛行機という「非日常」を楽しみたい
  • 優雅な時間を味わいたい

CAさんは、乗客のそんなニーズを敏感に察知して

・空から見えたスポットについて説明をしたり
・観光に行かれる方には、おすすめスポットを紹介したり
・機内で寒そうな方がいたら、ブランケットを用意したり

することもあります。

このように、CAさんは、飛行機の乗客のニーズを敏感に察知し、相手が求めていることを想像して先回りすることで、お客様をより満足させているわけです。

memo

SEOもこれと同じで、ユーザーの検索意図を理解すれば、ユーザーを満足させる記事を書けるようになります。そしてユーザーを満足させる記事を書けば、検索上位に表示されます。

【補足】Googleの理念からも検索意図の重要性がわかる

ちなみに検索意図を満たす重要性は、Googleの理念とも言える「Googleが掲げる10の事実」にも表れています。

以下は「Googleが掲げる10の事実」の一部を抜粋したものです。

1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Googleは、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
引用:Googleが掲げる10の事実

10.「すばらしい」では足りない。
たとえユーザーが自分の探すものを正確に把握していなくても、ウェブで答えを探すこと自体はユーザーの問題ではなく Googleの問題です。Googleは、全世界のユーザーがまだ具体的にイメージしていないニーズを予測し、新たなスタンダードとなるサービスを作り出しています。
引用:Googleが掲げる10の事実

つまり以下のことが述べられており、検索意図を満たすことがSEOにおいてどれだけ重要かがわかります。

memo

・SEOでは、ユーザーにとって便利なコンテンツが評価される
・ユーザーの検索のニーズを、ユーザーが想像する以上に応えて、満足させることが大切

キーワードの検索意図は2つの軸で考える【SEO】

②キーワードの検索意図は2つの軸で考える【SEO】
ここからは、実際に「検索意図」について解説します。

検索意図を考えるには、以下の2つの軸があります。

検索意図を考えるための2つの軸

  1. 検索意図の4つのタイプ
  2. 顕在ニーズと潜在ニーズ

それぞれ順に解説していきます。

その①:検索意図の4つのタイプ

SEOの検索意図の4つのクエリ
>> 引用元:Four Moments Every Marketer Should Know – Think with Google

Googleは、キーワードに含まれる検索意図を以下の4つのタイプに分類できると述べています。

検索意図の4つのタイプ

  1. Knowクエリ (知りたい)
  2. Goクエリ (行きたい)
  3. Doクエリ (やりたい)
  4. Buyクエリ (買いたい)
※ちなみに「クエリ」とはSEOの専門用語で、「検索キーワード」と同じ意味です。

4つのタイプについて、順に解説します。

Knowクエリ (知りたい)

SEOの検索意図のタイプ:Knowクエリの検索結果

「Knowクエリ」とは、「知りたい」という検索意図が含まれるキーワードのことです。

他の3つのタイプに含まれないクエリは全て、この「Knowクエリ」に該当します。

検索されるキーワード全体の約8割ほどは、この「Knowクエリ」になります。

具体的には、以下のキーワードのように、「知りたい」という意図や「情報収集」が目的のクエリが当てはまります。

Knowクエリの例

  • [〇〇〇 仕組み]
  • [〇〇〇 なぜ]
  • [〇〇〇 効果]

Knowクエリで検索するユーザーは、あくまで情報収集が目的です。

なのでKnowクエリの特徴は、以下のようになります。

  • アクセスを集めても、売上にはなりにくい
  • ただし、競合性が低いので、上位表示はさせやすい
上位表示させやすいので、ブログの規模が小さいうちは、Knowクエリを優先的に狙うのがおすすめです。

Goクエリ (行きたい)

SEOの検索意図のタイプ:Goクエリの検索結果
「Goクエリ」とは、「行きたい」という検索意図が含まれるキーワードのことです。

行くことが目的なので、検索結果にはGoogleマップの地図やアクセスなどが表示されます。

また、特定のWebサイトにアクセスすることが目的のクエリも、「Goクエリ」に含まれます。

まとめると、具体的には以下のクエリがGoクエリになります。

Goクエリの例

  • [〇〇 地名]
  • [店舗名 アクセス]
  • [〇〇〇 ログイン]
  • [〇〇〇 公式サイト]
Goクエリは、行きたい場所や行きたいサイトが明確なので、個人ブログなどで狙うことは基本的にはありません。

上位表示させてアクセスを集められれば、ユーザーを誘導しやすいですが、

そもそも検索上位には「公式サイト」や「地図」が表示されることが多いからです。

Doクエリ (やりたい)

SEOの検索意図のタイプ:Doクエリの検索結果
「Doクエリ」とは、「やりたい」という検索意図が含まれるキーワードです。

具体的には、以下のようなクエリです。

Doクエリの例

  • [〇〇〇 手順]
  • [〇〇〇 やり方]
  • [〇〇〇 使い方]
  • [〇〇〇 コツ]
  • [〇〇〇 始め方]
Doクエリの検索結果には、動画のコンテンツが表示されることが多いです。

なぜなら、Doクエリのユーザーには「具体的なやり方を調べて、自分も実際にやりたい」というニーズがあるからです。
やり方は「テキストの記事」よりも「動画」の方がわかりやすいもんね。

Doクエリの特徴は、読者をアフィリエイトの商品やサービスに誘導して、アフィリエイトを発生させやすいことです。

なぜなら、Doクエリで検索するユーザーは「行動」することを前提にして検索をしているからですね。

例えば、[Webライター 始め方]で検索するユーザーは、「Webライターを始めるつもり」ですよね。

なので、Webライターを始めるためのWebサービスや、勉強のための教材を紹介すれば、アフィリエイトが発生しやすいです。

Buyクエリ (買いたい)

SEOの検索意図のタイプ:Buyクエリの検索結果
「Buyクエリ」は、「買いたい」という検索意図が含まれる検索キーワードです。

買うことが目的なので、検索結果には通販サイトや商品リンクが表示されることも多いです。

具体的なクエリの例としては、以下のクエリが当てはまります。

Buyクエリの例

  • [〇〇〇 購入]
  • [〇〇〇 登録]
  • [〇〇〇 通販]
  • [〇〇〇 おすすめ]
  • [〇〇〇 価格]

「Buyクエリ」の特徴は、検索ユーザーの購買意欲が高いので、高確率でアフィリエイトを成約できることですね。

一方で、上位が強いサイトばかりで、上位表示が難しいことも特徴です。

ブログ初期はKnowクエリでアクセスを集めて、ブログが育ってきたらDoクエリやBuyクエリを狙ってみよう!

その②:顕在ニーズと潜在ニーズ

検索意図のもう一つの軸である、顕在ニーズと潜在ニーズについて解説します。

memo

先ほどの「4タイプのクエリ」は、検索意図でキーワードを分類したものです。
対して「顕在ニーズと潜在ニーズ」は、1つのキーワードの検索意図を、深く分析するための考え方です。

検索意図は、以下の2つのニーズに分解できます。

2つのニーズ

  1. 顕在ニーズ:直接的なニーズ
  2. 潜在ニーズ:顕在ニーズの奥のニーズ

順に解説します。

顕在ニーズ:直接的なニーズ

顕在ニーズとは、検索キーワードに直接表れている、読者のニーズです。

例えば、以下のイメージですね。

顕在ニーズの例

  • [Webライター はじめ方]
     → Webライターのはじめ方を知りたい
  • [ブログ アクセス 増えない]
     → ブログのアクセスが増えない原因や、増やす方法を知りたい
  • [SEO 検索意図]
     → SEOでの検索意図について全般的に知りたい
単純に、検索キーワードのままのニーズです。

SEOの検索意図のニーズ:顕在ニーズの見本
顕在ニーズは、検索の直接的なニーズなので、検索結果のどのページのタイトルにも含まれていることが多いです。

潜在ニーズ:顕在ニーズの奥のニーズ

潜在ニーズとは、顕在ニーズの奥にあるニーズのことです。

具体的に言うと、

  • 「顕在ニーズを知ったら、次に知りたいこと」
  • 「顕在ニーズを知って、したいこと」
  • 「顕在ニーズの奥にある目的」

などが潜在ニーズになります。

例えば[Webライター はじめ方]を例にすると、以下の潜在ニーズが考えられます。

[Webライター はじめ方]の潜在ニーズ

  • Webライターとして稼ぐコツを知りたい
  • Webライターとして上達する方法を知りたい
  • 在宅で稼ぎたい

考え方のコツとしては、以下の順で考えることがポイントです。

  1. キーワードから顕在ニーズを分析する
     → [Webライター はじめ方]の顕在ニーズは「Webライターをはじめたい」
  2. 「なぜ、それを知りたいのか?」を分析する
     → どうして「Webライターはじめたい」のだろう?
     → Webライターを始めた後は、何を知りたいだろう?
  3. その答えが、潜在ニーズ
     → 在宅で稼ぎたい
     → Webライターとしてたくさん稼ぐコツを知りたいはず

という感じです。

SEOの検索意図のニーズ:潜在ニーズの見本

ちなみに潜在ニーズも、検索結果のページのタイトルに含まれていることが多いです。

検索意図を調べる方法|検索結果を調査しよう

③検索意図を調べる方法|検索結果を調査しよう
検索意図の重要性や考え方の軸について解説してきました。

ここからは実際に自分で活用するために、まずは検索意図を調べる方法を解説します。

検索意図を分析する方法は以下の5つになります。

検索意図を調べる方法5つ

  1. バーティカル検索を確認する
  2. 記事のタイトルから分析する
  3. 記事の見出しから分析する
  4. 関連キーワードを確認する
  5. Q&Aサイトで調べる

それぞれ順に解説します。

調べ方①:バーティカル検索を確認する

SEOの検索意図のニーズの調べ方:バーティカル検索
バーティカル検索とは、ユーザーが検索結果のコンテンツを特定の分野に絞り込む機能のことです。

バーティカル検索に表示されている分野の並び順を見ることで、クエリの検索意図の4タイプを分析することができます

なぜなら、バーティカル検索で表示される分野は、ユーザーの検索意図に合わせて並び順が変わるからです。

具体的に例を紹介します。

Knowクエリの場合

SEOの検索意図のニーズの調べ方:バーティカル検索の例:Knowクエリ1

SEOの検索意図のニーズの調べ方:バーティカル検索の例:Knowクエリ2
Knowクエリの場合は、「ニュース」「画像」が左の方に表示されていることが多いです。

Goクエリの場合

SEOの検索意図のニーズの調べ方:バーティカル検索の例:Goクエリ
Goクエリの場合は、「地図」が表示されていることが多いです。

Doクエリの場合

SEOの検索意図のニーズの調べ方:バーティカル検索の例:Doクエリ
Doクエリの場合は、「動画」が左に表示されていることが多いです。

「やり方」や「手順」を解説するには「動画」がわかりやすいからですね。

Buyクエリの場合

SEOの検索意図のニーズの調べ方:バーティカル検索の例:Buyクエリ

Buyクエリの場合は、「ショッピング」が左に表示されることが多いです。

memo

このように、まずはバーティカル検索を見て、クエリの検索意図が4つのどのタイプなのかを把握しましょう。

調べ方②:記事のタイトルから分析する

memo

ここからは、検索意図の4タイプではなく、顕在ニーズと潜在ニーズを深く分析する方法です。

検索意図を分析するには、検索結果を分析することが基本です。

なぜならGoogleの検索結果は、ユーザーの検索意図を満たすために全てが最適化されているからです。

先ほどのバーティカル検索もその一部ですね。

まずは、検索結果のタイトルを分析しましょう。

検索結果のタイトルを見ると、顕在ニーズと潜在ニーズがわかります。
SEOの検索意図のニーズ:顕在ニーズの見本

顕在ニーズは、検索結果に表示されているほぼ全てのページのタイトルで共通していることが多いです。

[Webライター 稼げる]を例にすると、

・「Webライターは稼げるのかどうか」
・「いくらくらい稼げるのか」

あたりが顕在ニーズになりますが、ほぼ全てのタイトルで共通しています。

SEOの検索意図のニーズ:潜在ニーズの見本
タイトルに含まれる情報のうち、顕在ニーズではないものが潜在ニーズです。

[Webライター 稼げる]の検索結果では、

・「Webライターの始め方」
・「仕事内容」
・「案件の取り方」
・「稼ぎ方」

などが潜在ニーズになります。

memo

このように、検索結果の記事のタイトルを見るだけで、「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」をざっくりと把握できます。

【補足】タイトルのフォーマットも確認しよう

タイトルを見るときには、タイトルのフォーマットも確認しておきましょう。

キーワードを狙う際には、検索結果の記事のタイトルとフォーマットを合わせることが基本です。

例を見てみましょう。

SEOの検索意図を調べるためのタイトルのフォーマット

例えば上記の検索結果の記事は、「〜〜〜8選」のようなタイトルになっています。

なのでこのキーワードで上位表示を狙う場合は、自分も「〜〜〜9選」などのフォーマットでタイトルを作ります。

フォーマットを合わせることが、ユーザーの検索意図を満たすことにつながります。

調べ方③:記事の見出しから分析する

3つ目の方法は、検索結果の記事をいくつか開いて、その記事の見出しから分析する方法です。

検索結果の記事の見出しを見ることで、顕在ニーズと潜在ニーズをより詳しく調べることができます。

記事の見出しは基本的に

  1. 記事の前半:「顕在ニーズ」への答え
  2. 記事の後半:「潜在ニーズ」への答え

という流れで書かれているからです。

具体例をお見せします。

[Webライター 稼げる]の検索結果から、記事をピックアップしてみました。

SEOの検索意図のニーズの調べ方:見出しからニーズを調べる例

記事の前半では、以下の2点が解説されており、顕在ニーズの答えになる内容が書かれています。

記事の前半(顕在ニーズの答え)

  • 副業ならWebライターがおすすめ
  • Webライターは稼げない?

後半では、以下のことが書かれており、潜在ニーズの答えになる内容が書かれています。

記事の後半(潜在ニーズの答え)

  • 仕事の流れ
  • 案件の獲得の仕方
memo

このように、検索結果の記事を実際に開いて見出しを確認してみましょう。見出しの流れを追うことで、顕在ニーズと潜在ニーズを詳しくイメージできます。

調べ方④:関連キーワードを確認する

検索結果の下部に表示されている「関連キーワード」を確認すると、ユーザーの検索意図をさらに詳しく分析できます。
SEOの検索意図のニーズの調べ方:関連キーワードの例

関連キーワードとは、Google検索結果の下部に表示されるキーワードのことです。

検索キーワードとニーズ(検索意図)が近いキーワードが表示されます。

関連キーワードを見ると、潜在ニーズを分析しやすいです。

サジェストキーワードも確認しよう

SEOの検索意図のニーズの調べ方:サジェストキーワードの例
サジェストキーワードも確認しておきましょう。

サジェストキーワードとは、検索キーワードでスペースを入力すると表示される、候補のキーワードのことです。

検索キーワードと関連して、よく検索されるキーワードが表示されます。

サジェストキーワードには検索数が多いキーワードが表示されるので、どんな検索意図が多いのかを把握することができます。

上記の画像の例だと、「稼ぎたい」という潜在的なニーズが多いことがわかりますね。

【補足】キーワードマップでニーズを調べる

SEOキーワードの検索意図の調べ方:キーワードマップ
検索意図をより詳しく知るには、キーワードマップを見るのもおすすめです。

キーワードマップとは、検索意図が近いキーワードをつないで、視覚的に表したものです。

OMUSUBIという無料のツールを使うことで、画像のようなキーワードマップを見ることができます。

調べ方⑤:Q&Aサイトで調べる

Yahoo!知恵袋教えて!gooなどのQ&Aサイトで検索すると、より具体的な検索意図がわかります

memo

Q&Aサイトは、ユーザーが疑問に思っていることや悩みを具体的に・リアルに見ることができるので、おすすめです。

SEOの検索意図のニーズの調べ方:Yahoo!知恵袋の例1
例えば、Yahoo!知恵袋[Webライター 稼げる]と検索すると、121件の質問が表示されました。

SEOの検索意図のニーズの調べ方:Yahoo!知恵袋の例2
上記のように、実際の質問を眺めることで、Googleの検索結果だけではわからなかったリアルな悩みが見えてきます。

例えば、上記を例に考えると、

・「始めるのは簡単だけど、稼げるのかどうかが不安なんだな」
・「他の副業と迷ってるんだな」

といったことがわかりますね。

リアルな悩みを知ることで、検索意図を120%満たす記事を書けるようになります。

SEOで検索意図を活用して記事を書く方法

④SEOで検索意図を活用して記事を書く方法
最後に、実際に検索意図を活用して記事を書く方法を解説します。

記事を書く前の準備も含めて、以下の4つを順に解説します。

  • 準備①:キーワードを選定する
  • 準備②:検索意図を調査する
  • 書き方①:「検索意図への答え」が記事に書くべきこと
  • 書き方②:顕在ニーズ→潜在ニーズの順で答えていく

準備①:キーワードを選定する

まずは、記事を書くキーワードを選定しましょう。

狙うキーワードが決まっていないと、そもそも検索意図を分析できないので、まずは狙うキーワードを決めることが必要です。

キーワード選定の具体的なやり方とコツは、以下の記事で解説しています。

>> ブログキーワード選定のやり方5ステップと選び方のコツ|画像48枚で解説【SEO】
キーワードを選んだら検索順位をチェックする
ちなみに、記事を書いたキーワードは、Rank Trackerで検索順位を計測しましょう。

注意

「狙ったキーワードで何位なのか」がわからないと、SEO対策やブログの方向性が合っているのかわかりません。

つまり、間違ったやり方のまま、上位に上がらない記事を100記事も書き続けるリスクもあります。

そうならないように、Rank Trackerで検索順位をチェックしておきましょう。

導入方法や詳しい使い方は以下の記事をご覧ください。

>> 【検索順位チェック】Rank Trackerが最強!料金と使い方を徹底解説【SEO】

準備②:検索意図を調査する

キーワードが決まったら、キーワードの検索意図を分析しましょう。

検索意図の分析の仕方は、「検索意図を調べる方法|検索結果を調査しよう」の見出しを参考に、以下の5つの方法で分析します。

  1. バーティカル検索を確認する
  2. 記事のタイトルから分析する
  3. 記事の見出しから分析する
  4. 関連キーワードを確認する
  5. Q&Aサイトで調べる

例えば、以下は僕が[ブログ キーワード選定]の検索意図を分析したシートです。
SEOの検索意図をブログに活法する方法:顕在ニーズと潜在ニーズを調べる
[ブログ キーワード選定]顕在ニーズと潜在ニーズを、それぞれ箇条書きで書いてまとめています

僕は記事を書く前には、上記のように読者の検索意図(顕在ニーズ・潜在ニーズ)を必ず分析してから、記事の構成を考えていきます。

最初に読者の検索意図を分析することで、その後に見出しを考えるときにも、読者が知りたいことからブレない見出しの骨格を作れるからです。

書き方①:「検索意図への答え」が記事に書くべきこと

memo

読者の検索意図(顕在ニーズ・潜在ニーズ)が明確になったら、次は記事の見出しを設計していきます。

検索意図に対する「答え」が、記事に書くべき内容です。

例として、[ブログ キーワード選定]で考えてみましょう。

先ほどシートで分析したところ、[ブログ キーワード選定]の検索意図は以下の通りでした。

顕在ニーズ

  • 自分でキーワード選定をできるようになりたい
  • ブログで稼ぐためのキーワード選定のやり方を知りたい
     ┗キーワード選定のやり方
      ┗具体的な手順 (自分も実際にできるくらいに具体的に知りたい)
     ┗キーワード選定のコツ・ポイント
     ┗キーワード選定の戦略

潜在ニーズ

  • SEOで上位を獲得してブログに集客したい

この検索意図に答える内容を記事に書けば良いわけですね。

具体的には、以下のことを記事に書いていけばOKです。

記事に書くべき内容

  • キーワード選定のやり方(基礎的なやり方の手順)
  • キーワード選定のコツ・ポイント
  • キーワード選定の戦略
  • SEOで上位を獲得して、ブログに集客するためのコツやノウハウ

このようにニーズの答えになる内容を書けば、読者の検索意図を満たす記事を書けます

書き方②:顕在ニーズ→潜在ニーズの順で答えていく

検索意図を活用して記事を書くためには、もう一つポイントがあります

ニーズに答えていくときには、

  1. 顕在ニーズ
  2. 潜在ニーズ

の順番に答えていきましょう。

つまり、まずは検索キーワードに現れた直接的なニーズに、記事の前半で結論ファーストで答えます

その後に、記事の後半で、読者の潜在ニーズも満たせるような話題に展開していくという流れになります。

具体例として、[ブログ キーワード選定]の記事の見出しを見てみましょう。
SEOの検索意図をブログに活法する方法:顕在ニーズ→潜在ニーズの順に書く
上記は、僕が作成した[ブログ キーワード選定]の記事の見出しの構成です。

「>」がH2見出し、「・」がH3見出しを表しています。

画像の通り、

顕在ニーズ(記事の前半)→潜在ニーズ(記事の後半)になるように、以下のように解説しています。

  1. 記事の前半
     → 「キーワード選定の基礎的なやり方」(顕在ニーズの答え)を解説
  2. 記事の後半
     → 「キーワード選定のコツ」や、「キーワード選定の後にやるべきSEO対策」などの話題(潜在ニーズの答え)に展開する
ちなみに、潜在ニーズをさらに満たせる記事の内部リンクを貼れば、さらに読者の検索意図を満たす記事になります。
memo

このように、記事を書くときには、
①まずは顕在ニーズに答えて、
②その後で潜在ニーズに答える
という流れで記事を書くだけで、検索意図を満たした、読者ファーストの記事を書くことができます。

ちなみに、例でご紹介した記事の見出し構成書のテンプレートは、

本ブログからAFFINGER6をご購入者頂いた方向けに、無料特典としてプレゼントしています。

SEOで上位を取りまくるための、具体的な作り方の手順付きです。

>> 【超豪華特典】AFFINGER6(アフィンガー6)の豪華13特典付き購入方法【レビュー】

SEOで上位を取りまくるための

  • ブログ記事の書き方
  • 見出し構成書の作り方
  • キーワードの入れ方

は、それぞれ以下の記事で解説しています。

>> ブログ記事の書き方を8つのステップで解説【初心者向け|完全版】

>> ブログ記事の文章構成を作成する手順9つ【月700万人に読まれる構成】

>> 【1位量産】ブログのキーワードの効果的な入れ方とおすすめツール【SEO】

まとめ:検索意図を活用してブログのSEOを強化しよう!

⑤まとめ:検索意図を活用してブログのSEOを強化しよう!
SEOで上位を獲得するためには、ユーザーの検索意図を理解して、検索意図を満たす記事を書くことが必須です。

検索意図を分析して使いこなすだけで、ガンガン検索上位を取りまくれるようになります。

改めて、本記事のポイントを以下にまとめます。

本記事のポイント

  • ユーザーの検索意図を理解することで、SEOで検索上位を取りやすくなる
  • なぜなら、読者のニーズを満たす記事を書くことができるからである
  • 検索意図を考えるときは、2つの軸で考える
     ┗検索意図の4タイプ
      ┗Knowクエリ:知りたい
      ┗Goクエリ:行きたい
      ┗Doクエリ:やりたい
      ┗Buyクエリ:買いたい
     ┗潜在ニーズと顕在ニーズ
  • 検索意図を分析するには、検索結果を調査する
  • 記事を書くときは、顕在ニーズ→潜在ニーズの順で、検索意図に答える内容を書く。

検索意図を使いこなせたら、SEO対策はあと一歩です。

あとは、以下の記事で解説している、月間1,300万PVを達成したSEOの極意を実践すれば、SEO対策はバッチリです。

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