ブログキーワード選定のやり方5ステップと選び方のコツ|画像48枚で解説【SEO】
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本記事を読んでいるあなたも、「検索順位1位を取りまくってアクセスと収益をガンガン伸ばしたい」と考えているはずです。
そのために最も強力な武器になるのがキーワード選定です。
本記事を読むことで、キーワード選定の正しい具体的な手順と稼ぐための戦略的なコツがわかり、検索順位1位をガンガン取れるようになります。
本記事の内容
- キーワード選定の具体的な手順:全5ステップ
(それぞれ画像たっぷり・具体例付き・コツとノウハウ付きでガッツリ解説) - キーワード選定後に合わせてやっておくべきこと
- 【番外編】キーワード選定の極意
上位を取るためのキーワードの入れ方は以下の記事で解説しています。あわせてお読みください。
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目次
Step 1:ブログで狙うキーワードの候補を出そう
具体的にイメージしやすいように、最初から最後まで具体例を見せながら解説します。
まずはブログで狙うキーワードの候補を出していきましょう。
イメージしやすいように、今回は以下のブログを例に解説していきます。
以下のブログを例にして解説します
- ブログのテーマ
→Webライティングのお仕事について・フリーランスとしての働き方、など - ターゲット
→ライティングに興味のある方・ノマドや在宅の働き方に興味がある方 - アフィリエイト商品
→「クラウドワークス」・「ランサーズ」といった、フリーランスの仕事を受注するサービスなど
上記のブログを運営しているつもりで、まずは実際にキーワードの候補を出していきましょう。
ブログで狙うべきキーワードの候補
と、その前に狙うべきキーワードの候補について解説します。
キーワード選定をするそもそもの目的は、「自分のブログで商品を買ってくれそうな人をたくさん集めたいから」ですね。
つまり出すべきキーワードの候補とは、「自分が集めたい読者が検索しそうなキーワード」です。
アクセスをたくさん集められて、収益にもなるキーワードならベストですね。
他にも、[在宅 主婦 おすすめ]などでもいいと思います。
キーワードの候補はこのように、自分のブログの目的や方向性・テーマで決まります。
>> 【必見】稼げるブログテーマの決め方7つ|初心者でも失敗しない選び方
>> 雑記ブログと特化ブログはどっちがおすすめ?メリット・デメリットを徹底解説!
最初は自分でキーワードを出せばOK
最初は難しく考えなくてOKです。
ターゲットとなる読者が検索しそうなキーワードを、どんどん思いつくままに出してみましょう。
今回は以下のキーワードを出してみました。
- [Webライター 稼げる]
- [Webライター 転職]
- [フリーランス 大学生]
- [在宅 主婦]
キーワードの検索結果を確認してみよう
候補に出したキーワードでGoogle検索をして、検索結果を確認してみましょう。
実際にキーワードで検索することで、以下のことがわかります。
- そのキーワードのニーズ・読者層
→ 自分のブログと本当に合っているか? - 上位にどんなサイトがあるか
→ 個人ブログで上位を取れそうか?
具体例を見てみましょう。
[Webライター 転職]の検索結果
上記は先ほど候補に挙げたキーワードの1つの、[Webライター 転職]の検索結果です。
上位サイトは転職サイトや転職エージェントのサイトばかりで、個人ブログで上位を取ることは難しそです。
[Webライター 稼げる]の検索結果
こちらは[Webライター 稼げる]の検索結果です。
上位は以下のようになっています。
・2位:企業運営のメディア
・3位:Webサービス(記事ページ)
・4位:企業運営のメディア
(5位~10位:いくつか個人ブログあり)
企業メディアやWebサービスはありますが、以下の2つから考ると自分が記事を書いて上位を取れる可能性がありそうです。
・5位~10位にも個人ブログがいくつかあること
どんな記事が上位に上がっているのか、記事のテーマや読者のニーズも見てみましょう。
上位の記事のタイトルを見るだけで、以下のことがわかります。
- 「Webライターは稼げるのかどうか」がメインテーマ
- 「稼げそう」と思えるタイトルの記事が多い
- ついでに仕事内容や始め方も解説している
こうしてタイトルを見るだけで、作るべき記事のテーマや、読者のニーズ・検索の意図がわかります。
▼ここまでやったこと
①:いくつかキーワードを出して
②:実際に検索して
③:自分のブログに合ってるか確かめる
Step 2:関連キーワードと検索ボリュームを取得しよう
Step 1で出したキーワードの候補をベースにして、ツールを使ってキーワードを広げていきます。
具体的には以下の3ステップで進めます。
- ラッコキーワードでサジェストキーワードを取得する
- Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
- キーワードと検索ボリュームをダウンロードする
Step1では、まだ思いつきでキーワードを出しただけでした。
なのでStep2では、関連キーワードをツールで洗い出し(キーワードを広げて)、それらのキーワードの検索ボリュームを調べていきます(絞り込む)。
手順①:ラッコキーワードでサジェストキーワードを取得する
まずはラッコキーワードを使って、サジェストキーワードを取得します。
サジェストキーワードとは、Google検索結果にキーワードを入力すると表示される、候補のキーワードです。
ラッコキーワードを使うことで、サジェストキーワードを一覧で取得することができます。
ちなみに、Yahoo!知恵袋や教えて!gooでされている質問もあわせて表示されるので、読者の検索ニーズを詳しく調べたいときにも便利です。
調べたいキーワードを入力してサジェストキーワードを取得したら、「全キーワードコピー(重複削除)」をクリックしてサジェストキーワードを全てコピーしましょう。
ラッコキーワードの使い方は以下の記事で詳しく解説しています。
(内部リンク:ラッコキーワード 使い方 ※準備中です)
手順②:Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
サジェストキーワードを取得したら次は、キーワードプランナーを使ってキーワードの検索ボリュームを調べます。
ちなみに検索ボリュームとは、そのキーワードが1ヶ月間に検索された回数のことです。
Google検索からアクセスをたくさん集めるには、検索回数が多いキーワードで上位表示することが必要です。
ただし検索ボリュームが多いキーワードは競合ブログも強いので、
検索ボリュームが大きくて売上にもなりそうなキーワードを選びつつも、そこから自分のブログが上位表示できそうなキーワードを戦略的に選ばなくてはいけません。
つまりキーワード選定やブログで稼ぐことの全体像をお伝えすると、以下のようなイメージになります。
【補足】キーワード選定とブログで稼ぐことの全体像
- キーワードの候補を出す
(本記事のStep1) - 関連するキーワードを網羅的に取得する
(本記事のStep2の手順①) - キーワードの検索ボリュームを取得してふるいにかけて ←今ココ
(本記事のStep2の手順②・手順③) - そこからさらに、キーワードを絞り込んで
(本記事のStep3~4) - キーワードを狙ってどんどん記事を書いていく
(本記事のStep5)
ブログの運営は、上記の繰り返しです。
話がそれましたが、まずは検索ボリュームを取得していきましょう。
キーワードプランナーで検索ボリュームを取得する手順
それではキーワードプランナーで検索ボリュームを取得していきましょう。
キーワードプランナーを使ったことがない方は、以下の記事をご覧ください。無料登録〜使い方まで解説しています。
>> 【2022年】Googleキーワードプランナーの無料登録方法と使い方【検索ボリューム】
キーワードプランナーを開いたら「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。
ラッコキーワードでさっきほどコピーしたサジェストキーワードを貼り付けます。
貼り付けたら、「開始する」をクリックします。
画像のように、キーワードと検索ボリュームの一覧が表示されます。
月間平均検索ボリュームという欄をクリックして並び替えると見やすくなります。
ちなみに先ほどのままでもOKですが、
キーワードプランナーに月間200円ほど課金すると、このように詳細な検索ボリュームを見ることができるようになります。
やり方は以下の記事で解説しているので、必要な方はお試しください。
>> 【最新】キーワードプランナーの検索ボリュームを詳細表示する方法【月額200円】
手順③:キーワードと検索ボリュームをダウンロードする
キーワードや検索ボリュームを自分で整理して使えるように、データをダウンロードしていきましょう。
画面右上のダウンロードのアイコンをクリックします。
「過去のプラン指標」の「Googleスプレッドシート」をクリックします。
シートのファイル名を自由に設定して、「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードが完了したら、「スプレッドシートを開く」をクリックします。
シートを開くと、キーワードや検索ボリュームなどのデータが一覧で記載されています。
この後は、Step3でシートの整理とキーワードの分類をして、Step4で、キーワードをさらに絞り込むという流れになります。
Step 3:キーワードを分類・整理しよう【選定の準備】
Step4でキーワードの選定をできるように、Step3ではシートとキーワードを整理します。
具体的には以下の3つを行います。
Step3でやること
- キーワードのシートを見やすく整理する
- 検索ボリュームでキーワードを絞り込む
- ニーズが近いキーワードをまとめる
順に解説していきます。
手順①:キーワードのシートを見やすくを整理する
Step2でダウンロードしたスプレッドシートを開きましょう。
必要なデータの列は以下の5つです。
使う列は以下の5つ
- Keyword:キーワード
- Avg. monthly searches:月間検索ボリューム
- Competition:競合性 (難易度)
- Top of page bid (low range):広告単価(最低)
- Top of page bid (high range):広告単価(最高)
広告単価が高いということは、「それだけ広告費をかけても、売上がたくさん出て利益が残る」ということです。
つまり広告単価が高いキーワードで上位を取れれば収益になることが多いです。
必要な5つのデータを残して、検索ボリュームの順番に並び替えたものが上記のシートです。
手順②:検索ボリューム100~1,000のキーワードに絞り込もう
検索ボリュームは100~1,000を目安にして狙います。
100未満のキーワードは不要なのでグレーアウトしましょう。
100~1,000の検索ボリュームに絞る理由は以下の通りです。
- 1,000以上のキーワード
→競合が強い(企業メディアも多い)ので上位を取るのが難しい - 100未満のキーワード
→簡単に上位を取れるが、アクセス数が少ない
上記の理由から、100~1,000を優先的に狙います。
ただしこれはあくまで目安でして、
・ボリューム100未満でも、少ないアクセスでも収益性が高いなら狙ってもOK
というように例外的にキーワードを拾ってみたり、自分のブログの戦略に合わせて調整してみましょう。
記事数が増えてブログが強くなってきたら、ボリューム1,000以上も挑戦してみるのもおすすめです。
手順③:キーワードをニーズと大きさで分類して整理しよう
残ったキーワードを、検索ニーズが近いキーワードをまとめて整理しましょう。
色分けやデザインは自由ですが、グループに分かれていることがわかればOKです。
ポイントは以下の2つです。
- ニーズが近いキーワードをまとめる
- 入れ子構造を意識する
ニーズが近いキーワードをまとめる
検索のニーズが近いキーワードごとにまとめましょう。
めちゃめちゃ正確でなくても、キーワードを見てざっくり自分のイメージで分類してしまってOKです。
上記のシートを参考にしてみてください。
例えば、
[Webライター 勉強]のキーワードの近くには以下のキーワードを並べています。
・[Webライター 講座 無料]
・[Webライター スクール]
・[Webライター 本]
など
入れ子構造を意識する
もう1つのポイントは、入れ子構造です。
入れ子構造とは、ニーズが広くて大きなキーワードの中に、ニーズが狭くて小さなキーワードが含まれているようなイメージです。
わかりにくければ、ツリー構造のイメージでもOKです。
例えば[Webライター バイト]のキーワードには、以下のキーワードのニーズも含まれています。
・[Webライター バイト 大学生 在宅]
・[Webライター バイト 高校生]
・[Webライター 未経験 バイト]
シートを整理するときにはニーズが近いものをまとめると同時に、入れ子構造になっていることを意識しましょう。
入れ子で上位のレベルのキーワードは、シートのオレンジのキーワードのように色付けしておくとわかりやすいです。
Step 4:ブログで狙うキーワードを選定しよう
Step4ではいよいよ、実際にブログで記事を書くキーワードを選定しましょう。
その前にまずは、狙うべきキーワードの3つの条件を解説します。
前提:ブログで狙うべきキーワードとは?
ブログで狙うべきキーワードの条件は以下の3つです。
ブログで狙うキーワードの3つの条件
- アクセスか収益につながる
- 上位表示できる見込みがある
- ブログのジャンルと関連性が高い
それぞれ簡単に解説します。
①:アクセスか収益につながる
そもそもキーワードを選定する目的は、「できるだけ収益に繋がりそうな読者をたくさん集めるため」ですね。
逆にいうと、アクセスにも収益にもならないキーワードは不要です。
アクセスのためのキーワード(集客キーワード)
アクセスになるキーワードとは「集客キーワード」とも呼ばれます。
検索ユーザーが購入や登録する意思はなく、情報収集のために調べるようなキーワードです。
例えば以下のキーワードがそうです。
アクセスのためのキーワードの例
- [Webライター とは]
- [Webライター 内容]
- [Webライター ジャンル]
売上にはなりませんが、競合が弱くて難易度が低いので上位を取りやすいのでブログ初期は優先的に狙いたいキーワードです。
売上になるキーワード(収益キーワード)
売上になるキーワードとは、読者の購買意欲が高そうなキーワードです。
例えば以下のようなキーワードです。
売上になるキーワードの例
- [Webライター 副業 未経験]
- [Webライター 初心者 講座]
- [Webライター 在宅]
見極め方は、以下の2つがあります。
- 「広告単価」「競合性」が高い
(キーワードプランナーのデータを参考) - 検索のニーズを推測して自分で当たりをつける
広告単価が高いキーワードとはつまり、広告費を払っても利益が出るキーワード、
競合性が高いキーワードとはつまり、多くの競合が上位を取りたがるキーワードなので
これらが高いキーワードは収益につながる可能性が高いです。
例えば、以下のキーワードを見比べてみましょう。
・[Webライター とは]:低:57 ~ 184
・[Webライター 内容]:低:56 ~ 213
・[Webライター ジャンル]:低:73 ~ 234
・[Webライター なり方]:中:124 ~ 310
・[Webライター なるには]:低:124 ~ 319
・[Webライター に なるには]:高:104 ~ 300
後者のグループのキーワードの方が、競合性や広告単価が高いことから、収益に繋がりそうだと想像できます。
キーワード自体から推測しても、[Webライター に なるには]のキーワードはクラウドワークスなどのワーカーサイトのアフィリエイトがしやすそうですね。
②:上位表示できる見込みがある
ブログで稼ぐために超重要なポイントです。
自分が上位表示できる見込みがあるキーワードを選びましょう。
具体的には以下の2つがポイントです。
- 検索結果の上位に個人ブログがある
- 上位サイトのドメインが強すぎない
個人ブログは企業サイトに比べてパワーが弱いので、検索結果に強いサイトがいないキーワードを選ばないといけません。
難しいキーワードで戦って勝つよりも、簡単に取れるキーワードに参入する方が大切です。「勝てる戦いしかしない」イメージです。
具体的な分析手順は、具体例もあわせて後ほど解説します。
③:ブログのジャンルと関連性が高い
スプレッドシートに残したキーワードにも、自分のブログとは関連性が低いキーワードがまだ残っています。
残ったキーワードの中でも、「自分のブログのテーマや目的に合ったキーワードか?」ということに気をつけながら、キーワードを選びましょう。
例えば今回は、「フリーランスに重きを置いた・Webライター系の情報のブログ」なので、以下のキーワードは外れます。
・[Webライター 正社員]
・[Webライター 求人]
など。
(※上位を取れて売上にもなりそうなら、書いてもOKです。)
手順:検索結果を見て選定しよう
それでは、上記の条件を参考にしながら実際に選定してみましょう。
手順①:上位表示できるかどうか判断する
3つの条件の中でも最も大切な「上位表示できるかどうか」の見極めについて解説します。
ポイントは以下の2つです。
上位表示できるかの2つの判断基準
- 検索結果の上位に個人ブログがある
- 上位サイトのドメインが強すぎない
順に解説します。
ポイント①:上位に個人ブログがいるかどうか
実際にキーワードで検索をしてみて、上位に個人ブログがランクインしていればOKです。
逆に上位が以下のサイトばかりで、<strong>個人ブログがいない場合はそのキーワードは狙ってはいけません。
以下のサイトばかりなら狙わない
- 企業サイト
- 企業メディア
- Webサービス
- 公式サイト
- ECサイト
など。
具体的に見てみましょう。
[Webライター 稼げる]の検索結果では、1位が個人ブログです。
画像にはありませんが、5位~10位にも個人ブログはいくつかありました。
なので、[Webライター 稼げる]は個人ブログでも参入すべきキーワードです。
[Webライター 転職]の検索結果は、転職サイトや転職エージェントばかりです。
これでは、個人ブログでどんなに良い記事を書いても上位表示はされません。
このキーワードで記事を書く前からすでに勝敗は決まっているので、このキーワードは書かないのが正解です。
ポイント②:上位サイトのドメインが強すぎないか
次のポイントは、上位サイトのドメインパワーの強さです。
ドメインパワーとはサイトのレベルのようなものです。ドメインパワーが強いと質の低い記事でも上位に上がりやすくなったり、弱いとどれだけ良い記事を書いても上位に上がらなかったりします。
自分のサイトのドメインパワーの調べ方は以下の記事をご覧ください。
>> 【無料】ドメインパワーのチェック方法!パワーランクチェックツールで計測しよう!
上位サイトのドメインパワーの強さをチェックして、自分が勝てる強さなのかを確認することが必要です。
例を見てみましょう。
[Webライター 稼げる]の検索結果のサイトのドメインパワーを見ると、以下のようになっています。
※上記のツールは、SEOの企業向けの「Ahrefs」という有料ツール(月額1万円以上)です。個人ブログで使うだけであれば、後ほど紹介するMozBar(無料)がおすすめです。
検索結果の上位サイトのドメインパワー
- 1位:3
- 2位:71
- 3位:47
2位と3位は強めですが、1位のドメインパワーはかなり低いです。
つまり、「ドメインパワーが低くても上位を取れる」キーワードということになります。
上位サイトのドメインパワーをチェックしないと、強すぎるサイトばかりのキーワードに飛び込んでしまうことがあります。勝てる見込みがあるキーワードを選ぶためには、必ず上位サイトのドメインパワーを調べましょう。
ちなみに個人ブログで使うぶんには、Mozが提供するChromeの拡張機能であるMozbarがおすすめです。
上記のようにドメインパワーを表示できます。使い方は以下の記事をご覧ください。
>> MozBarの導入方法と使い方を画像31枚で解説!無料で競合ドメインを分析!
手順②:1記事でまとめて狙えるキーワードはまとめる
キーワードの選定はここまででも十分ですが、さらに効率よく狙う方法を解説します。
1記事でまとめて狙えるキーワードは、まとめて狙ってしまいましょう。
具体的な手順は以下の3つです。
②:検索結果を調べる
③:検索結果が同じ記事ばかりであれば、まとめて1記事で狙う
例を交えて解説します。
まずはシートのキーワードを眺めて、あたりを付けます。
以下の4つのキーワードを見ると、ニーズが限りなく近そうです。
・[Web ライター なり方]
・[Web ライター なるには]
・[Web ライター に なるには]
上記のキーワードですべて検索して、順に検索結果を見てみましょう。
[Web ライター なり方]の検索結果
[Web ライター なるには]の検索結果
[Web ライター に なるには]の検索結果
つまり、3つの検索結果でほぼ同じページばかりが上位を占めているので、
1つ記事を作るだけで、これら3つのキーワードをまとめて狙えるということになります。
別のキーワードで検索結果の記事が同じページばかりなら、複数のキーワードでも1つの記事でまとめて狙える
1記事でまとめて狙えるキーワードは、1つのセルにまとめておくとわかりやすいです。
[Webライター 始め方]の検索結果
次は[Webライター 始め方]の検索結果を見てみましょう。
[Webライター なり方]とニーズは近そうですが、検索結果の記事は全く異なります。
つまり、[Webライター 始め方]は他の3つのキーワードとまとめて1記事で狙うことはできません。
原則は「1キーワードに対して1記事」
検索結果が同じ記事ばかりのときはまとめて1記事で狙うことができますが、SEOでは「1キーワードに対して1記事」が原則です。
自分が書ける記事の数と相談しながら、残すキーワードを決めていきましょう。
Step 5:キーワードを狙ってブログ記事を書こう
最後は、選定したキーワードを狙って記事を作っていくステップです。
狙うキーワードの順番や優先度のテクニックもあわせて、以下の3つを解説します。
- 「検索意図」「読者」「テーマ」を決めて記事を書く
- 関連記事を増やして内部リンクを集める
- 記事を書くキーワードの優先度
それぞれ順に解説します。
①:「検索意図」「読者」「テーマ」を決めて記事を書く
記事で狙うキーワードが決まったら、まずは以下の3つを考えましょう。
- 読者の検索意図
→ 読者のニーズ。何を知りたいのか。 - 想定読者
→ 記事を読んでくれる読者のイメージ・ターゲット。 - 記事のテーマ
→ 記事で解説する内容
ニーズをチェック(関連キーワード)
読者のニーズを分析するために、まずはGoogle検索にキーワードを入力して、関連キーワードとサジェストキーワードを見てみましょう。
上記は[Webライター 稼げる]の関連キーワードです。
関連キーワードは、Google検索結果の「関連するキーワード」欄のキーワードです。検索キーワードとニーズが近いキーワードが表示されます。
関連キーワードを見ると、[Webライター 稼げる]と検索する人はざっくりと以下のニーズがあることをイメージできます。
[Webライター 稼げる]の検索のニーズ
- Webライターとして稼ぎたい
- Webライターは稼げるのか知りたい
- 稼ぎ方を知りたい
ニーズをチェック(サジェストキーワード)
続けてサジェストキーワードを見てみましょう。
今回の場合では、関連キーワードと同じようなキーワードが挙がっています。
関連キーワードとサジェストキーワードでざっくりとイメージをしたら、次は検索結果を見てみましょう。
記事のテーマを分析(検索結果)
検索結果の上位記事のタイトルを見ると、以下のテーマが目立ちます。
検索結果に多い記事のテーマ
- Webライターは稼げるのかどうか
(「稼げる」とわかるようなタイトルが特に目立つ) - 始め方
- 仕事内容
続いて、読者の検索の意図は以下のように想像できます。
顕在ニーズ
- Webライターは稼げるのかどうか知りたい
潜在ニーズ
- 稼げるのであれば、Webライターを始めたい
- Webライターとして稼ぐ方法やコツも知れたら嬉しい
(自由な働き方をしながらガッツリ稼ぎたい)
潜在ニーズとは読者自身も気付いていないような奥にあるニーズです。顕在ニーズをもう少し深く掘ってみると見えてきます。
想定読者のイメージは、広くは「Webライターが稼げるなら、始めようと思ってる人」だとイメージできます。
もう少し詳しく考えると
・在宅で稼ぎたい主婦の方
・専業でガッツリ稼ぎたい方
などが含まれることをイメージできます。(検索結果の記事の中を実際に見ないと、具体的にはわかりません。)
ここまでの情報をもとに、記事のテーマを決める
ここまでで分析した
- 読者の検索意図(顕在ニーズ・潜在ニーズ)
- 想定読者のイメージ
- 検索結果の記事のテーマ
の3つをもとに考えると、自分が作るべき記事は以下の3つを含んだ記事であることがわかります。
(稼げる!系のニュアンスを含める)
・仕事内容
・始め方
書くべき記事のテーマが明確になったら、以下の記事を参考に実際に記事を書いていきましょう。
>> ブログ記事の書き方を8つのステップで解説【初心者向け|完全版】
>> 【1位量産】ブログのキーワードの効果的な入れ方とおすすめツール【SEO】
>> SEOで重要な検索意図とは?調べ方とブログ・SEOでの活用方法を徹底解説
②:関連記事を増やして内部リンクを集める
検索ボリュームが大きな記事や収益性の高いキーワードで上位を狙うには、
関連記事を増やして、ツリー構造になるように内部リンクでつなぎましょう。
その理由は、競合性の高いキーワードは記事単体でSEO対策をしても上位を取れないからです。
詳しくは以下の記事をご覧ください。SEOの全体像を実践的に解説しています。
>> 【検索1位量産】ブログを爆速で伸ばすSEOの『抑えどころ』をプロが徹底解説!
関連記事を増やしたら、ツリー構造で内部リンクをつなぎましょう。
ツリー構造とは、上記のようなイメージです。
ニーズが広いキーワードの記事と、ニーズが狭いキーワードの複数の記事とつなぎます。
SEOに強い内部リンクの貼り方は以下の記事で解説しています。
>> 【WordPress】内部リンクの貼り方!SEO効果と売上を上げる12の貼り方
③:記事を書くキーワードの優先度
より効率的にブログを伸ばすための、キーワードの優先順位を解説します。
優先度①:ロングテールキーワードを優先する
まずはロングテールキーワードを狙いましょう。
ロングテールキーワードとは3語以上で構成されるキーワードです。
検索ボリュームは小さいですが以下のメリットがあり、ブログで効率的に稼ぐには是非知っておくべき戦略です。
ロングテールキーワードの3つのメリット
- 競合が弱くて上位表示しやすい
- コンバージョンさせやすい
- ビッグキーワードで上位を取ることに繋がる
詳しくは以下の記事をご覧ください。
>> 【極意】ロングテールキーワードとは?戦略的な探し方と選び方【SEO対策】
優先度②:ニーズが近いキーワードを続けて書く
ニーズが異なるいろんなキーワードに手を出すのではなく、ニーズが近いキーワードから順番に書いていきましょう。
具体的には以下のイメージです。
1記事目:[Webライター 内容]
2記事目:[Webライター やめとけ]
3記事目:[Webライター 初心者 講座]
1記事目:[Webライター 辛い]
2記事目:[Webライター やめとけ]
3記事目:[Webライター やめた]
ニーズが近い記事を順にまとめて書いていくことで、以下のメリットがあります。
- 関連記事が増えるので、SEOで早く評価されやすい
- 内部リンクをつなぎやすい
詳しくは以下の記事をご覧ください。
>> 【検索1位量産】ブログを爆速で伸ばすSEOの『抑えどころ』をプロが徹底解説!
【SEO】ブログのキーワード選定のあとにすべきこと
ブログで稼いでいくために、キーワード選定のあとにやるべきことを解説します。
キーワードの検索順位をチェックしよう
キーワードを狙って記事を書いたら、Rank Trackerでキーワードの検索順位をチェックしましょう。
>> 【検索順位チェック】Rank Trackerが最強!料金と使い方を徹底解説【SEO】
そもそも以下のことがわからないと、SEOで上位を狙いようがありません。
- 狙ったキーワードで今何位なのか
- ちゃんと順位が上がってるのか
- そもそも順位はついてるのか
Rank Trackerを使ってブログで稼ぐための具体的な活用方法は、以下の記事で解説しています。
>> 【検索順位チェック】Rank Trackerが最強!料金と使い方を徹底解説【SEO】
定期的にSEOキーワードを見直そう
キーワード選定は、最初に1度やって終わりではありません。
キーワードが多すぎたら減らしたり、良さそうなキーワードが見つかったら追加したりして、適宜調整しましょう。
ブログの状況に合わせて、以下のように柔軟に対応することも必要です。
- 記事を書いてもなかなか上位を取れない
→ 狙うキーワードのジャンルを変えてみる - 上位を取れているけど、アクセス数が少ない
→ 狙うキーワードの検索ボリュームを上げてみる - ブログが育ってドメインパワーが上がってきた
→ 競合性が高いキーワードを狙ってみる
ビッグキーワードで上位表示を狙おう
SEOを攻略してブログで大きく稼ぐには、いずれはビッグキーワードやミドルキーワードを狙うときがきます。
そしてビッグキーワードで上位を取るには、以下の2つが必要です。
- 関連記事を増やす
- ツリー構図で内部リンクを繋ぐ
つまりビッグキーワードで上位を取れるかどうかはキーワード選定で決まります。
ビッグキーワードを狙うことを見据えたキーワード選定を、早いうちからしておくことがおすすめです。
>> 【検索1位量産】ブログを爆速で伸ばすSEOの『抑えどころ』をプロが徹底解説!
新規記事・関連記事を増やすことが最優先
ブログ記事が増えてくると、記事をリライトしてメンテナンスする必要があります。
(内部リンク:リライト ※準備中です)
が、リライトよりも新規記事をガンガン書いて関連記事を増やすことを最優先にしましょう。
その理由は、記事数が少ないまま質だけ上げるよりも、関連記事を増やしてブログ全体の規模を大きくする方がSEOで評価されるからです。
どれだけ質が高かろうが、記事数が少なくてはいつまでもSEOで上位を取れません。
リライトよりもガンガン新規記事を増やしましょう。
ブログのキーワード選定のコツ【極意】
最後に、ブログで爆速で稼ぐための極意をご紹介します。
【極意】競合ブログからキーワードを抜き出す
1つ目の方法は、競合ブログからキーワードを抜き出すことです。
本記事で解説してきたキーワード選定の方法は、以下のように王道な方法です。
- キーワードの候補を決める
- サジェストキーワードを取得し、検索ボリュームを取得する
- キーワードを整理する
- 自分でキーワードを選定する
- 記事を書く
ですがこれよりも、競合ブログからキーワードを抜き出せば効率的です。
なぜなら、競合ブログが上位を取れているキーワードを抜き出すことで、以下のキーワードがザクザク見つかるからです。
- ガッツリ稼げる収益キーワード
- 小さなブログでも上位を取れる簡単なキーワード
競合からキーワードを抜き出すには、Rank Trackerを使います。
Rank Trackerを使うことで、競合サイトの以下の情報が丸わかりです。
- 上位キーワード
- 検索順位
- 上位キーワードのURL
- 推定トラフィック数 (サイト全体・キーワードごと)
稼げて上位を取りやすいキーワードを見つけて効率的にブログで稼ぐには必須のツールです。
機能や導入方法・使い方は以下の記事で解説しています。
>> 【検索順位チェック】Rank Trackerが最強!料金と使い方を徹底解説【SEO】
「キーワード選定」と並んで大事な「サイト設計」
キーワード選定と並んで、ブログで稼ぐために最も重要なのが「サイト設計」です。
SEOで評価されるには、「サイト全体が総合して評価されるためのキーワード選び」をして、「評価される内部リンク構造でサイトを設計する」必要があります。
つまり、キーワードを選定して記事単位でSEO対策をするだけでは、ガッツリ稼げるキーワードではなかなか上位を取れません。
- サイト全体が総合して評価されるためのキーワード選び
- 評価される内部リンク構造でサイトを設計する
この2つを正しく・戦略的にできれば、少ない記事数でもガンガン上位を奪える、SEOに強いブログを作ることができます。
以下の有料記事で詳しく解説しているので、ご興味のある方はご覧ください。
>> 書けば書くほど上がる「禁断のキーワード選定・サイト設計」
まとめ:これでキーワード選定のやり方は完璧【ブログ初心者】
SEOで上位を取るためのキーワード選定のやり方を解説しました。
キーワード選定のコツを抑えるだけで、ブログの検索順位はグングン伸ばせます。
初心者の方でも本記事の手順に沿ってキーワード選定をすれば、簡単にできるようになるはずです。
手順をまとめますので、まずは実際にキーワードを選定してみましょう。
キーワード選定の5つのステップ
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