【2021年最新】Search Regexの使い方!正規表現の一覧と使い方の例も解説【一括置換プラグイン】
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・Search Regexの機能や使い方を知りたい
・WordPress内の文字列を検索して一括で置換したい
・正規表現を使って検索・置換する方法とテクニックを知りたい
・安全に確実に検索・置換したい
本記事の内容
- Search Regexでできること
- Search Regexの使い方
┗文字列の検索と置換方法
正規表現での検索・置換方法 - 正規表現の活用テクニック
- エラーで置換できない時の対処法
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本記事を読むと、Search Regexの使い方だけでなく、より安全に検索・置換する方法や、正規表現を使った便利な検索・置換テクニックまでわかります。
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Search Regexとは
>> Search Regex
Search Regexとは、WordPressの投稿や固定ページから、特定の文字列を検索して一括で別の文字列に置換(変換)することができるプラグインです。
全ての複数の記事の中の「ワードプレス」という文字を一括で「WordPress」に変更するなどができます。
内部リンクや外部リンク・画像などのURLを一括で変更したい時や、商品の名称が変わった時などに便利です。
文字列を検索して一括で置換できる
Search RegexはWordPressの全ての記事から任意の文字列を検索して置換できるプラグインですが、具体的には以下の機能が備わっています。
- WordPressの投稿や固定ページから文字列を検索して一括で置換する
- 全ての該当箇所だけでなく、特定の箇所を手動で個別で置換することもできる
- 正規表現を使って検索・置換もできる
WordPressの文字列の検索・置換をできるプラグインはBetter Search Replaceというプラグインもあります。
Better Search Replaceは正規表現が使えない代わりに、ウィジェットやテンプレートの文字列も検索・置換できます。
>> 【2021年最新】Better Search Replaceの使い方|文字列の一括置換プラグイン【WordPress】
Search Regexのインストールと有効化
まずはWordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
プラグインの検索窓に「Search Regex」と入力して検索します。
上の画像のプラグインがSearch Regexになるので、「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが完了したら「有効化」をクリックします。
「プラグインを有効化しました。」と表示されて、インストール済みのプラグイン一覧の画面に切り替わればSearch Regexのインストールと有効化が完了です。
Search Regexの使い方:文字列の検索・置換方法
Search Regexで検索・置換を行う手順は以下の3ステップに分けて解説します。
【Step1】検索・置換の文字列を入力する
まずは「ツール」→「Search Regex」をクリックして、Search Regexの画面を開きます。
上の画像の画面になればOKです。
上の画像のように
- 「検索」の欄:検索して変換する元々の文字列
- 「置換」の欄:変換後の文字列
をそれぞれ入力します。
【補足】他の設定項目について
普通に使う分には「検索」と「置換」の2項目だけでもOKですが、補足として他の項目についても解説します。
検索フラグ
検索フラグの箇所では以下の2つのON・OFFをできます。
- 正規表現
- 大文字小文字の区別なし
正規表現については後ほど「Search Regexの使い方:正規表現での検索・置換方法」の見出しで詳しく解説します。
大文字小文字の区別は、ご自身の検索したい文字に合わせてお使いください。
置換の設定
置換後の文字列を以下の3つから選択できます。
- 単一行:1行で済む場合に選択
- 複数行:置換後の文字列に改行を含めたい場合に選択
- 削除:別の文字列に置換せず、削除したい場合に選択
入力元
どのページの情報を検索・置換するかを選択できます。
基本的には投稿・固定ページのデフォルトのままでOKだと思います。
Search Regexでは、ウィジェットやテンプレートの検索・置換はできません。ウィジェットやテンプレートの検索・置換をしたい場合はBetter Search Replaceがおすすめです。
>> 【2021年最新】Better Search Replaceの使い方|文字列の一括置換プラグイン【WordPress】
入力元の設定
以下の2つを設定できます。
- GUID検索
- 下書きを除外
GUIDはWordPressサイトの設定関係の情報です。チェックを入れないようにしましょう。
「下書きを除外」は任意でお使いください。
結果表示数
検索結果に表示する1ページあたりの件数を選択できます。
【Step2】文字列を検索する
次は、実際に置換をする前の段階で、検索・置換に該当する箇所がどれくらいあるのかを検索するステップです。
「検索」ボタンをクリックします。
上の画像のようにどの記事でそれぞれどれだけの数が該当して、どの箇所がどう置換されるのかを確認することができます。
【Step3】文字列を置換する
文字列を置換するには以下の2つの方法があるので、それぞれ順番に解説します。
- 方法①一括で置換する場合
- 方法②個別で修正・置換する場合
Search Regexで置換をすると、元に戻すことはできません。万が一に備えて以下の記事を参考にWordPressのバックアップを取っておきましょう。
>> 【2021年最新】BackWPupの正しい設定方法と使い方:自動バックアッププラグイン【WordPress】
①一括で置換する場合
検索に該当した箇所が全て問題ないことを確認したら、「すべて置換」のボタンをクリックすると、一括での置換が始まります。
このボタンをクリックした時点で置換されるので、検索結果でどこがどう置換されるのかを確認しておきましょう。
上の画像のように進捗のバーが表示され、一括置換が進みます。
完了後にプレビューを確認すると、「サンプル」という文字列が全て「テスト」という文字列に変わっています。
ちゃんと置換されているか、数記事を実際に開いて確認してみましょう。
万が一想定と異なるように置換されてしまっている場合のために、以下の記事でバックアップの復元方法を解説しています。
>> 【画像付き】BackWPupのバックアップで復元する方法を初心者向けに解説【WordPress】
【補足】記事数が多い場合の注意点
記事数が多い場合は、一度でうまく全て置換されず、一部がそのまま残っている場合があります。
一括で置換を済ませた後でも、まだ置換されていない箇所が残っていないか再度検索をして確かめておくのがおすすめです。
②個別で修正・置換する場合
検索結果で上の画像の点々のマークをクリックします。
すると上の画像のように、以下の4つのメニューが表示されます。
- 行を置換
- 行を編集
- インラインエディター
- 行を削除
これらのメニューでは、それぞれ次のようなことができます。
行を置換
Search Regexでの検索結果の画面のまま、該当箇所を個別で置換することができます。
置換後の文字列も、ここで個別で再度設定し直すこともできます。
行を編集
「行を編集」をクリックすると、記事の編集画面が開かれます。
検索・置換の箇所だけでなく全体的に確認したり修正をしたい場合に便利です。
インラインエディター
「インラインエディター」では、検索結果の画面のまま上の画像のように該当箇所の周辺を自由に修正することができます。
前後の文脈も確認・修正したい時に便利です。
行を削除
「行を削除」をクリックすると、検索置換の対象からその行を外すことができます。
検索に該当した文字列が削除されるわけではなく、置換の対象から外すだけです。
Search Regexの使い方:正規表現での検索・置換方法
検索ワードとの完全一致ではなく、文字列のパターンに条件をつけて検索する方法です。
例えば、、、
で検索すると、
のような<span>
から</span>
までが検索に引っかかります。
例のように「.」「*」「?」などいろんな記号を使って文字列の条件を作るのが正規表現です。
正規表現を使って検索するには、まずは上の箇所をクリックします。
「正規表現」にチェックを入れます。
「検索」の欄に、正規表現を使って文字列を入力します。
上の例では正規表現を使って、『「サンプル」か「テスト」のどちらか』という条件を表しています。
あとは通常の場合と同様、「検索」ボタンをクリックすればOKです。
上記の検索結果では、正規表現通りに「サンプル」と「テスト」の両方が該当して検索されています。
検索で使える正規表現一覧
正規表現 | 説明 | 例 |
---|---|---|
. | 任意の1文字に一致 | 例) c*t →cat, cut など |
* | 直前の文字が0回以上出現 | 例) bo*k →bk, bok, book など |
+ | 直前の文字が1回以上出現 | 例) bo*k →bok, book, book など |
? | 直前の文字が0回または1回出現 | 例) bo*k →bk, bok |
.* | 全ての文字に一致(0文字以上) | 例) bo.*k →bok, boy walk, beeek など |
.+ | 全ての文字に一致(1文字以上) | 例) bo.+k →book, boy walk, beeek など |
[] | []内のいずれかの文字に一致 | 例) Mac book [Air,Pro] →Mac book Air, Mac book Air |
() | ()内の正規表現をグループ化 | 例) Mac book (Air|Pro) →Mac book Air, Mac book Air |
{n} | 直前の文字がn回出現 | 例) bo{3}k →boook |
– | 連続した文字を表す | 例) [0-9] →0から9の全ての数字 |
| | OR条件 | 例) PC | Phone →PC, Phone |
^ | 直後の文字が先頭である | 例) ^Mac →Mac, Mac book, Mac book Air など |
$ | 直前の文字が末尾である | 例) Mac$ →i Mac, おすすめのPCはMac など |
\d | 任意の数字 | 例) iPhone\d →iPhone0, iPhone1, iPhone2 など |
\w | 任意の英数字とアンダーバー | 例) a\w →a0, a1, aa, ab, a_ など |
\n | 改行 | 例) Mac\nWindows →Mac Windows |
\s | 半角の空白 | 例) Mac\sWindows →Mac Windows |
\ | 直後の正規表現をエスケープ | 例) sky\.jpg →sky.jpg |
置換で使える正規表現一覧
正規表現 | 説明 |
$1 | 該当文字列を置換しない |
正規表現の便利な活用方法
正規表現を使って効率的に検索・置換をできるおすすめの活用方法を2つご紹介します。
活用方法①開始タグ・終了タグを一発で置換する
タグに挟まれた箇所は変更しないまま、開始タグと終了タグだけを一発で置換する方法です。
例えば、以下のように置換したり、
置換後:<span class=”bold”>ここは変わりません。</span>
もしくは以下のように置換することができます。
置換後:<span class=”marker”>ここは変わりません。</span>
上記のように置換するには以下のように検索・置換に入力すればOKです。
・置換欄 → <span class=”marker”>$1</span>
上記の例を参考に、開始タグや終了タグの箇所を自由に変更することで他のタグにも使えます。
活用方法②外部リンクのみを検索する
次は、内部リンクが検索に引っかからないようにして、外部リンクのみを検索する方法です。
以下の正規表現で検索できます。
「blogger-no-mori.com」の箇所はご自身のドメイン名に変更してください。
指定したドメイン名のリンクを除いて、リンクが検索されます。
Search Regexがエラーで置換できない時の対処法
検索を実行しようとすると以下のようなエラーが表示されて、置換の前に検索すらできない場合があります。
Unexpected end of JSON input (SyntaxError)
上記のエラーが表示された場合の対処法を4つご紹介します。
対処法①キャッシュを削除する
まずはキャッシュを削除しましょう。
一度読み込まれたページのデータを保存しておき、次に読み込まれた時には保存しておきたデータを表示することで表示速度を速くするための機能。
以下の2つのキャッシュを削除しましょう。
- ブラウザのキャッシュ
- プラグインのキャッシュ
上記2つのプラグインはどちらもサイト高速化のためのおすすめのプラグインです。
>> 【2021年最新】Autoptimizeの設定方法と使い方:コード最適化プラグイン【WordPress】
>> 【2021年最新】W3 Total Cacheのおすすめの設定方法と注意点
対処法②他のプラグインを全て無効にする
キャッシュを削除してもエラーが直らない場合は、他のプラグインとの干渉が原因の可能性が高いです。
Search Regexを使う間だけ、一時的に他のプラグインを全て無効化してからSearch Regexを使ってみるとエラーが直ることが多いです。
という方は「対処法④代替プラグイン「Better Search Replace」を使う」がおすすめです。
対処法③WordPressのサイトヘルスを確認する
プラグインを無効化してもエラーが直らない場合は、コードやシステムで問題が起こっている可能性があります。
サイトヘルスを確認して、原因を突き止めて解決しましょう。
対処法④代替プラグイン「Better Search Replace」を使う
・「サイトヘルスもややこしいしよくわからない!」
という方はBetter Search Replaceという代わりのプラグインを使うのがおすすめです。
Better Search Replaceは、Search Regexと同じようにWordPressの記事などの文字列を検索して一括で置換できるプラグインです。
Search Regexと大きく異なる点は以下の3つです。
- ×:置換する場所のプレビューを確認できない(何箇所変わるかの件数は確認可能)
- ×:正規表現は使えない
- ○:記事だけでなく、ウィジェットやテンプレートの検索・置換もできる
- ○:エラーが起こりにくく使いやすい
エラーが起こらず手軽に使えてとってもおすすめのプラグインです。
以下の記事で詳しく解説しています。
>> 【2021年最新】Better Search Replaceの使い方|文字列の一括置換プラグイン【WordPress】
Search Regexの便利な活用方法
活用方法①画像やリンクのURLを一括で変更する
1つ目は基本的なことですが、画像やリンクのURLを一括で変換することです。
- リンク切れした時
- アフィリエイト商品のリンクを変更したい時
- 内部リンクをテキストリンクからブログカードに変更したい時
- アイコンのキャラクターの画像を一括で変更したい時
などに便利です。
リンクは特に、知らない内にリンク切れしていることもあるので定期的にBroken Link CheckerでチェックしてSearch Regexで変更しましょう。
>> 【2021年最新】Broken Link Checkerの設定方法と使い方|リンク切れチェック【WordPress】
>> ブログ初心者もアイコンを作成すべき理由と作成方法を解説!
>> WordPressブログに最適な画像サイズ(ピクセル)の目安とリサイズ方法【2021年】
>> WordPressブログの最適な画像容量(ファイルサイズ)の目安と圧縮方法【2021年】
>> 【コピペOK】ブログカードとは?おしゃれなブログカードの作り方3選【プラグインなし・あり】
活用方法②使い回した定型文を一括で変更する
2つ目の活用方法は、使い回している定型文の変更です。
- 導入の自己紹介
- アフィリンクへの誘導文
など、同じ文章をコピペやAddQuicktagで使い回している場合に、Search Regexを使うと一括で変更できるので便利です。
>> 【2021年最新】AddQuicktagの設定方法と使い方を画像で解説|装飾効率化プラグイン
活用方法③「http」を「https」にする
3つ目の活用方法は、httpで運営しているサイトを途中でhttps化した場合です。
サイト内の全てのリンクを「http」から「https」に変更する必要がありますが、Search Regexを使うと一括で一瞬で置換できるので便利です。
Search Regexは正規表現でURLやテキストの一括検索置換ができて便利!
Search Regexを使ってWordPress内の文字列を検索して一括で置換する方法を解説しました。
手作業で行うよりも何十倍も速い時間で一括で置換できるのでとっても便利です。
空いた時間は素敵なブログ記事の執筆に充てましょう。
Search Regexがエラーで使えない場合は代替プラグインのBetter Search Replaceがおすすめです。
>> 【2021年最新】Better Search Replaceの使い方|文字列の一括置換プラグイン【WordPress】
WordPressの運用効率化するためにはAddQuicktagもおすすめです。
>> 【2021年最新】AddQuicktagの設定方法と使い方を画像で解説|装飾効率化プラグイン