WordPressのリビジョンを削除・数を制限する簡単な方法【プラグインあり・なし】
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・WordPressのリビジョンを削除したい!
・リビジョン削除のおすすめのプラグインや、プラグインを使わない方法も知りたい!
・リビジョンが作成される数も制限したい!
・サイトの速度をさらに高速化したい!
WordPressで記事を過去の状態に戻したり記事を復元することができる便利な「リビジョン」機能。
こんな便利なリビジョンもたくさん溜まると実はサイトが遅くなる原因に。
と思ったら、まずは簡単に行えるサイト高速化の方法の1つである、リビジョンの削除とリビジョンの数を制限する設定の2つを行ってみましょう。
本記事の内容
- サイトを高速化するにはリビジョンの削除と数の制限をしよう
- リビジョンを削除する方法(プラグインあり・なし)
- リビジョンの数削除する方法(プラグインあり・なし)
本記事を読むと、WordPressのリビジョンを削除し、さらに数を制限することでサイトを高速化する方法がわかります。
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目次
WordPressのリビジョンを削除しよう!
「リビジョン」とは、記事の更新や編集を全て自動で保存してくれて、記事を以前の状態と見比べたりワンクリックで以前の状態に戻すことができるとっても便利な機能です。
とっても便利なリビジョン機能ですが、サイトを高速化するためにはリビジョンを削除して数を減らす必要があります。
>> WordPressのリビジョンとは?使い方とやっておくべき最適化方法を解説
リビジョンを削除しないとどうなるの?
1つの記事を編集しているだけでも、気がつくとこのようにたくさんのリビジョンが溜まっていきます。
さらに、1記事あたり10個のリビジョンだとしても、ブログ全体に100記事あるなら
のリビジョンになります。
このようにリビジョンがたくさん溜まるとサイトの処理がどんどん重くなり、サイトの速度がどんどん遅くなっていきます。
よってサイト高速化のためには以下の2つを行うことが必要です。
- 既に作成されたリビジョンを削除する
- またたくさんリビジョンが作られないように、作成できるリビジョンの数を制限する
リビジョンを削除するメリット・デメリット
削除するメリット
リビジョンを削除するメリットは、サイトの速度が速くなることです。
サイトの速度が速くなると
- SEOの評価が上がり、検索順位が上がりやすくなる
- 読者の離脱率が下がる
- 読まれやすくなるので売上が上がりやすくなる
というメリットにつながります。
削除するデメリット
次はデメリットですが、挙げるとすると以下の2つになります。
- いつどこを編集したのかを確認できなくなる
- 過去の記事の復元をできなくなる
ですが実際には、
- リビジョンを使って過去の記事を復元することはほとんどない
- 復元したいとしても、1記事あたり1~2つのリビジョンがあれば十分
という理由から、リビジョンを削除することのデメリットはほぼないとも言えます。
記事ごとに任意の個数を残してリビジョンを削除することも、
任意の数までしかリビジョンの数を作成しないように制限することもできるので、デメリットがなくなります。
WordPressのリビジョン削除にプラグインを使うべき?
リビジョンを削除するには以下の2つの方法があります。
- プラグインを使わずに、データベースにログインして自分でプログラムを実行する方法
- プラグインで削除する方法
プラグインなしでの削除:リスクあり
プラグインを使わずにリビジョンを削除するには、レンタルサーバーからWordPressのデータベースにログインし、SQLというプログラムのコードを入力・実行して直接データベースを操作する必要があります。
つまり操作を誤ると、必要なWordPressの記事データを削除してしまったり大事なデータに不具合が生じるリスクがあり、非常にリスクが高いです。
この方法でのやり方も後ほど解説しますが、基本的にはプラグインを使うことをおすすめします。
プラグインでの削除:安全で初心者も簡単
プラグインでリビジョンを削除するメリットは以下の通りです。
- 初心者でもとっても簡単
- 大事なデータを削除する心配がなくて安心
- 任意の数だけリビジョンを残すなどの細かい設定もできる
しいて言えば、「プラグインを入れるとサイトが重くなるのでは?」という疑問もあるかもしれませんが、リビジョンを削除した後にプラグインも無効化して削除すればOKです。
WordPressのリビジョンの削除方法:プラグインあり
リビジョンを削除するためにおすすめのプラグインは以下の3つがあります。
それぞれの特徴に合わせて、好みのプラグインを利用しましょう。
- WP-Optimize:任意の数のリビジョンを残したり、定期的に自動削除も可能。データベースやテーブルの最適化もできバランスの良いプラグイン。日本語対応。
- Optimize Database after Deleting Revisions:任意の数のリビジョンを残したり、定期的に自動削除も可能。やや英語も多いが、投稿以外のリビジョンも細かく指定できる
- WP-Sweep:超シンプルでわかりやすい。日本語対応。
①WP-Optimize
有効インストール数 | 百万以上 |
---|---|
評価 | 4.8 |
評価数 | 1,586 |
検証済みWordPressバージョン: | 5.8.1 |
日本語対応 | 対応 |
WP-Optimizeの特徴
- リビジョンを残す数・期間を指定して一括削除できる
- 自動で定期的に削除を実行できる
- リビジョン以外の無駄なデータも削除でき、データベース全体を最適化できる
- 日本語でデザインも見やすくわかりやすい
WP-Optimizeは手動でリビジョンを削除する機能だけでなく自動削除の機能も優れており、日本語で使いやすいおすすめのプラグインです。
リビジョンだけでなく、記事の下書きゴミ箱の記事・不要なコメントやピンバックなどの他の余分なデータも削除して、データベースを最適化できるプラグインです。
使いやすく機能も優れていておすすめです。
>> 【最新版】WP-Optimizeの使い方と設定方法|データベース最適化プラグイン【WordPress】
WP-Optimizeのインストールと有効化
WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
プラグインの検索窓に「WP-Optimize」と入力して検索します。
上の画像のプラグインがWP-Optimizeです。
「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが完了したら「有効化」をクリックすれば完了です。
WP-Optimizeの使い方
次はWP-Optimizeでリビジョンを削除する方法を解説します。
「WP-Optimize」→「データベース」をクリックします。
画像のような画面になるので、「すべての投稿リビジョンをクリーン」の欄の「最適化を実行する」をクリックすればリビジョンの削除が完了です。
全てのリビジョンを削除するのではなく、個数を指定して一部のリビジョンを残したい場合は「設定」タブから設定することができます。
リビジョン以外も合わせて削除しておこう♪
リビジョンだけでなく、他の不要なデータも削除してサイトをさらに高速化しておきましょう。
上の画像を参考に、以下の箇所にチェックを入れます。
チェックする項目
- データベーステーブルの最適化
- すべての投稿リビジョンをクリーン
- すべての自動下書きの投稿をクリーンアップ
- すべてのゴミ箱内の投稿をクリーンアップ
- スパムとゴミ箱のコメントを削除する
- 期限切れのtransientオプションを削除
- ピンバックの削除
- トラックバックの削除
>> WordPressの「新しいピンバックが承認待ちです」とは?対処やメリット・設定方法を解説
チェックを完了したら、「選択した全ての最適化を実行する」をクリックすれば、データベースの最適化は完了です。
定期的に自動でデータベースを最適化する設定やテーブルの最適化方法は以下の記事で詳しく解説しています。
>> 【最新版】WP-Optimizeの使い方と設定方法|データベース最適化プラグイン【WordPress】
②Optimize Database after Deleting Revisions
>> Optimize Database after Deleting Revisions
有効インストール数 | 100,000+ |
---|---|
評価 | 4.7 |
評価数 | 174 |
検証済みWordPressバージョン: | 5.8.1 |
日本語対応 | 一部対応 |
Optimize Database after Deleting Revisionsの特徴
- リビジョンを残す数・期間を指定して一括削除できる
- 自動で定期的に削除を実行できる
- リビジョン以外の無駄なデータも削除できる
- 投稿だけでなく、固定ページ・ブロックなどのリビジョンも選択できる
Optimize Database after Deleting RevisionsもWP-Optimizeと同様、リビジョンに限らずデータベースを最適化することもでき、リビジョンの削除のオプションも優れています。
Optimize Database after Deleting Revisionsが優れている点としては、投稿だけでなく固定ページやブロック・テンプレートなどのリビジョンも選択して削除することができる点で、リビジョン削除に特化したプラグインと言えます。
一方でやや劣る点としては、日本語にあまり対応できていないことや画面が見づらくやや使いにくいことです。
Optimize Database after Deleting Revisionsのインストールと有効化
プラグインのインストールページを開いたら、プラグインの検索窓に「Optimize Database after Deleting Revisions」と入力して検索します。
上の画像のプラグインがOptimize Database after Deleting Revisionsです。
「今すぐインストール」をクリックしてインストールします。
インストールが完了したら「有効化」をクリックすれば、Optimize Database after Deleting Revisionsのインストールと有効化が完了です。
Optimize Database after Deleting Revisionsの使い方
まずは「設定」→「データベース最適化」をクリックします。
画像のような画面が開かれます。
この画像で示した箇所が、リビジョンを削除するための設定項目です。
上記の項目は全てチェックを入れたままでOKです。
チェックの有無で、リビジョンを削除する対象を選択することができます。
ここでの選択肢はそれぞれ以下のものを表しています。
post | 投稿ページ |
---|---|
page | 固定ページ |
user_request | カスタム投稿タイプの一種 |
wp_block | ブロックエディターのブロック |
画像では他に「shortcoder」や「news」などが表示されていますが、自分が使用しているプラグインなどにより変化します。
次は画像のように、以下の2つを設定します。
Delete revisions older than | 指定した日数を経過したリビジョンのみ削除 (好みでOK) |
---|---|
Maximum number of – most recent – revisions to keep per post / page | 記事ごとに、指定した数のリビジョンを残す (2~3が推奨) |
設定が完了したら、「設定を保存」をクリックしてから「最適化ページに戻る」をクリックします。
上記の画面に移動するので、「Optimize (Summary)」をクリックすればリビジョンの削除が完了です。
リビジョンの削除方法は解説の通りですが、他の不要なデータの削除・定期的に自動で削除する設定なども設定の画面から行うことができます。
③WP-Sweep
有効インストール数 | 100,000+ |
---|---|
評価 | 4.6 |
評価数 | 104 |
検証済みWordPressバージョン: | 5.8.1 |
日本語対応 | 対応 |
WP-Sweepの特徴
- 細かな設定や高度な機能はないが、超シンプルでわかりやすい
- 日本語対応
WP-Sweepは他の2つのプラグインに比べて、とにかくシンプルでわかりやすいことが特徴です。
シンプルなので機能は少なく細かな設定はできませんが、とりあえずすぐにリビジョンを全部削除したい場合におすすめです。
WP-Sweepのインストールと有効化
プラグインのインストール画面を開いたら検索窓に「WP-Sweep」と入力して検索します。
上記のプラグインがWP-Sweepになります。
「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが完了したら「有効化」をクリックすればWP-Sweepのインストールと有効化が完了です。
WP-Sweepの使い方
WP-Sweepでリビジョンを削除するには、「ツール」→「Sweep(データベース掃除)」をクリックします。
「リビジョン」の項目の右に表示されている「削除」をクリックするだけでリビジョンの削除が完了できます。
日数や数などの細かい設定はできませんが、ただリビジョンを全て削除するだけならWP-Sweepがわかりやすいです。
WordPressのリビジョンの削除方法:プラグインなし
次はプラグインを使わずにリビジョンを削除する方法を解説します。
プラグインなしでリビジョンを削除するには、レンタルサーバーから「phpMyAdmin」にログインをして、プログラムを実行することでデータベースに直接手を加えて削除します。
データベースのシステムのこと。どのレンタルサーバーでも、レンタルサーバーの管理画面からphpMyAdminにログインできるようになっている。phpMyAdminに、WordPressの記事などのデータが詰まっている。
データベースに直接手を加えるので、操作をする前には以下の記事を参考に必ずバックアップを取っておきましょう。
>> 【2021年最新】BackWPupの正しい設定方法と使い方:自動バックアッププラグイン【WordPress】
まずはレンタルサーバーの管理画面にログインをして、「phpMyAdmin」を開きます。
phpMyAdminを開いたら、以下のように進めます。
- 画面左にあるデータベースの一覧から、使用しているWordPressサイトのデータベースをクリック
- 画面上部の「SQL」をクリック
データベース名がわからない場合はwp-config.php
ファイルを確認しましょう。
すると上記の画面になるので、以下のSQL文を入力し、実行します。
DELETE FROM wp〇〇_posts WHERE post_type = 'revision';
実行すれば、データベースからリビジョンのデータが削除されます。
作成されるリビジョンの数を制限する方法
リビジョンを削除するだけだと、またすぐにたくさんのリビジョンが溜まってサイトが遅くなります。
毎回リビジョンを削除するのも面倒ですし、溜まるまでの間もサイトが遅くなるので、
必要以上にリビジョンが作成されないように数を制限しましょう。
以下の2つの方法があるので、それぞれ順に解説します。
- プラグイン「Revision Control」で設定する方法:
wp-config.php
にコードを書いて設定する方法(プラグインなし)
プラグインで制限する方法:「Revision Control」で設定
Revision Controlは、作成するリビジョンの数を設定できるとてもシンプルなプラグインです。
Revision Controlのインストールと有効化
プラグインのインストール画面から、検索窓に「Revision Control」と入力して検索します。
上の画像のプラグインがRevision Controlです。
「今すぐインストール」をクリックしてインストールします。
インストールが完了したら「有効化」をクリックすればRevision Controlのインストールと有効化が完了です。
Revision Controlの使い方
「設定」→「リビジョン」をクリックします。
上の画像のように、それぞれのリビジョンの制限数を指定したら「変更を保存」をクリックしたら完了です。
これで、リビジョンを作成される数が制限されるようになります。
リビジョンの数は2~3にするのがおすすめです。
プラグインなしで制限する方法:「wp-config.php」で設定
プラグインを使わない場合は、wp-config.php
ファイルにコードを追加することで設定します。
wp-config.phpファイルを編集する前に、以下の記事を参考にWordPressのバックアップを取ることをおすすめします。
>> 【2021年最新】BackWPupの正しい設定方法と使い方:自動バックアッププラグイン【WordPress】
まずは以下のいずれかの方法で、wp-config.php
ファイルをローカルにダウンロードしましょう。
- レンタルサーバーにログインしてファイルマネージャーからダウンロードする
- FTPソフトでレンタルサーバーに接続してダウンロードする
ダウンロードできたら、次はwp-config.php
ファイルを編集します。
上の画像を参考に、以下のコードをABSPATH
の記述よりも上に追加すれば完了です。
define('WP_POST_REVISIONS', 2);
コードの2
の数字が、リビジョンの制限数です。自由に変更してください。
編集が完了したら、wp-config.php
ファイルをサーバーにアップロードして上書きすれば完了です。
WordPressのリビジョンは無効に(停止)すべき?
よくある疑問として、
という疑問があります。
結論としては、以下の2つの理由から無効にするのはおすすめできません。
- リビジョンが1つもないと、復元したい万が一の場合に困る
- リビジョンを2~3の制限ではなく0にしたところで、そこまで大きな速度の変化はない
後悔しないように、少なくとも1つは残しておきましょう。
WordPressのリビジョンを削除してサイトを高速化!
サイトを高速化してGoogleにも読者にも好まれるサイトにするために、
WordPressのリビジョンを削除してリビジョン数を制限する方法を解説しました。
リビジョンは気がついたらかなりの数が溜まっているので、リビジョンの削除と数の制限を行なってサイト速度を高速化させましょう。
サイト速度の高速化には以下の記事もおすすめです。