【最新版】WP-Optimizeの使い方と設定方法|データベース最適化プラグイン【WordPress】
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・WP-Optimizeって何?
・データベースの最適化って何?必要?
・WP-Optimizeの使い方やおすすめの設定を知りたい!
・サイトを高速化してSEOを強化したい!
サイトを高速化することはSEOでの検索順位UPや読者に記事を読まれやすくして売上を上げるために超重要。
そしてデータベースの最適化はサイト高速化のために大事なポイントです。
という方にもわかりやすく、WP-Optimizeでデータベースを最適化してサイトを高速化する方法と、データベース関連以外にも合わせて行うことでさらにWordPressを高速化する方法も解説します。
本記事の内容
- WP-Optimizeについて
- 知っておくべきWP-Optimizeの3つの使い方
- WP-Optimizeのその他の機能(サイト高速化のためにこの機能も重要)
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目次
WP-Optimizeとは
>> WP-Optimize – Cache, Clean, Compress.
データベースの最適化をしてサイトを高速化できる
WP-Optimizeとは、データベースにたまった不要なデータを削除することで、サイトを高速化してくれるWordPressプラグインです。
具体的には、WP-Optimizeを使うことで以下のような不要なデータを削除することができます。
などなど。
- データベースの無駄なデータを削除して軽くできる
- 定期的に自動でクリーンアップ(最適化)
- 何を消すかも設定できる
- データベースのテーブルを確認して、テーブル自体も削除できる
データベースの最適化をしないとサイトがどんどん遅くなる
WordPressを運営していると、気づかないうちにデータベースには不要なデータがどんどん溜まっていき、サイトがどんどん遅くなっていきます。
その中でも代表的なのが記事のリビジョンや下書き・ゴミ箱の中の記事など、記事の不要なデータです。
記事を執筆・編集する過程で保存してきた記事のデータ。記事を後から以前の状態に戻したりどこを編集したかがわかるように、記事を「下書き保存」や「更新」するたびに作成される。
詳しくは以下の記事で解説。
>> WordPressのリビジョンとは?使い方とやっておくべき最適化方法を解説
リビジョンや下書きのデータは便利ではありますが、
- 1つ1つのデータがとても大きい
- 記事ページを表示するときの邪魔になる
という点で、サイト高速化の観点で見るとかなり不要なデータの代表です。
記事ページを表示するときには、記事のデータをデータベースから取得することが裏で行われているのですが、
リビジョンや下書きなど不要なデータが溜まっていると、データベースからデータを取得するのにどんどん時間がかかるようになります。
というわけで、サイトを高速化させるためには定期的にデータベースの不要なデータを削除することが必要です。
>> WordPressのリビジョンとは?使い方とやっておくべき最適化方法を解説
>> WordPressのリビジョンを削除・数を制限する簡単な方法【プラグインあり・なし】
>> WordPressの「新しいピンバックが承認待ちです」とは?対処やメリット・設定方法を解説
WP-Optimizeのインストールと有効化
WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
プラグインの検索窓に「WP-Optimize」と入力してWP-Optimizeを検索します。
上の画像のプラグインがWP-Optimizeです。
「今すぐインストール」をクリックして、WP-Optimizeをインストールします。
インストールが完了したら「有効化」をクリックします。
インストール済みプラグイン一覧のページに切り替わり、「プラグインを有効化しました。」と表示されたらWP-Optimizeのインストールと有効化が完了です。
WP-Optimizeの使い方と設定方法
WP-Optimizeで知っておくべき使い方と設定は大きく以下の3つです。
この3つをそれぞれ順番に解説します。
まずはWordPressの管理画面のメニューから「WP-Optimize」→「データベース」をクリックしましょう。
この画面が、WP-Optimizeでデータベースを最適化するために使うメインのページです。
「データベース」の画面を開くとこのように、「UpdraftPlusでバックアップを取れるようにしておきましょう。」のようなことが書かれています。
UpdraftPlusでもBackWPupでもOKですが、万が一のためにどちらかのプラグインでバックアップの設定をしておきましょう。
データベースの自動最適化の設定方法
まずはデータベースを自動で最適化するための設定を行いましょう。
一度設定しておくことで、決まったタイミングで勝手にデータベースの不要な削除をしてくれるようになります。
まずは「設定」のタブをクリックしましょう。
一般設定
念のために最近のデータだけ少し残しておくための設定です。
上の画像を参考に、以下の2箇所にチェックを入れましょう。
チェックを入れる項目
- 直近 2 週間分のデータを保持する
- Always keep 2 post revisions
予約クリーンアップ設定
データベースの最適化をするスケジュールと、削除するデータを選択します。
上の画像を参考に、以下の箇所にチェックを入れましょう。
チェックを入れる項目
- Enable scheduled clean-up and optimization
- スケジュールタイプを選択:「毎週」になっていることを確認
- データベーステーブルの最適化
- すべての投稿リビジョンをクリーン
- 自動下書きの投稿を削除
- ゴミ箱にある投稿を削除する
- スパムとゴミ箱のコメントを削除する
- 期限切れの transient オプションを削除
チェックを入れて選択できたら「設定を保存」をクリックして設定を保存しましょう。
データベースを手動で最適化する方法
次は手動で今すぐ最適化するための方法です。
- 不具合なくちゃんと動作するかの確認
- 自動での最適化まで待たずに今すぐ最適化したい
という場合に便利です。
まずは「最適化」タブをクリックします。
上の画像の箇所で、データベースから削除する対象を選択することができます。
上の画像を参考に、以下の箇所にチェックを入れましょう。
チェックを入れる項目
- データベーステーブルの最適化
- Clean post revisions which are older than 2 weeks and keep at least 2 revisions
- 2週間以上経過した自動下書きの投稿をクリーンアップする
- 2週以上前にゴミ箱に移動した投稿をクリーンアップ
- 2週間以上前のスパムやゴミ箱に入れられたコメントを削除します
- 期限切れの transient オプションを削除
- ピンバックの削除
- トラックバックの削除
チェックが完了したら、「選択した全ての最適化を実行する」をクリックすれば、データベースの最適化が始まります。
データベースの余分なテーブルの確認と削除
次はデータベースのテーブルの確認と削除の仕方です。
テーブルとはデータをグループごとに分けて保存しておくための入れ物のこと。
- 不要なテーブルはないか(過去に使っていたプラグインのためのテーブルなど)
- どのテーブルに無駄なデータが多いか
などを確認して、不要なテーブルを削除することもできます。
テーブルを削除するとサイトが軽くなり動作が速くなります。余分な本棚が減るので探しやすくなるようなイメージです。
テーブルの確認方法
テーブルを確認するには、まずは「テーブル」タブをクリックします。
画像のように、テーブルが一覧で表示されます。
基本的なテーブルの一覧は以下のようになっています。
テーブル | 格納されたデータ |
---|---|
wp_commentmeta | コメントのメタデータ |
wp_comments | コメント・トラックバック・ピンバックのデータ |
wp_links | リンクに関するデーrた |
wp_options | プラグインや各種設定に関するデータ |
wp_postmeta | 記事のメタデータ |
wp_posts | 記事・リビジョン・下書きなどの記事データ |
wp_term_relationships | カテゴリー・タグと記事との紐付け情報 |
wp_term_taxonomy | タクソノミーとカテゴリー・タグの紐付け情報 |
wp_termmeta | カテゴリー・タグのメタデータ |
wp_terms | カテゴリー・タグの一覧 |
wp_usermeta | WordPressのユーザーのメタデータ |
wp_users | WordPressのユーザーの情報 |
上記に加えて、使っているプラグインに合わせてテーブルが増えていきます。
余分なテーブルを削除する
画像のように、[無効]
と書かれたテーブルが、現在は使っていない不要なテーブルです。
どのプラグインで利用していたテーブルかも表示されます。
不要なテーブルの欄には「削除」ボタンが表示されるので、このボタンでテーブルを削除することができます。
「削除」ボタンをクリックするとこのようなポップアップが表示されるので、チェックを入れて削除を実行すればテーブルの削除が完了です。
WP-Optimizeのその他の機能
WP-Optimizeのメインの機能はデータベースの最適化ですが、他にもサイト高速化のために必須の以下の3つの機能が備わっています。
- 画像の最適化機能
- キャッシュ機能
- CSS・JavaScript・HTMLの最適化機能
画像の最適化機能
「画像」のメニューをクリックするとこのような画面になります。
- 画像を圧縮して画像のファイルサイズを小さくする
- 遅延読み込みで、不要な画像の読み込みをあえて遅らせることでサイトの表示速度を速くする
などができます。
が、画像の最適化はEWWW Image Optimizerで行う方がさらにいろんな最適化ができて効果的です。
EWWW Image Optimizerでは、次世代フォーマットのWebP画像も使えます。
>> 【2021年最新】EWWW Image Optimizerの最新設定方法と使い方【画像最適化プラグイン】
>> 【画像付き】EWWW Image OptimizerでWebP画像への変換を設定する方法
>> WordPressブログの最適な画像容量(ファイルサイズ)の目安と圧縮方法【2021年】
キャッシュ機能
「キャッシュ」のメニューを開くとこのような画面になります。
ページキャッシュを使うことでサイトの高速化をすることができます。
一度表示されたページのデータをブラウザやサーバーに保存しておき、次回以降に表示する際にはその保存されたデータを表示することで、ページの読み込みを省略して高速でページを表示することができる機能。
ただし、キャッシュ機能のプラグインは、
初心者向けでシンプルなプラグインならWP Fastest Cacheの方が、本格的で多機能なプラグインならW3 Total Cacheの方がおすすめです。
>> 【2021年最新】WordPressのキャッシュプラグインおすすめ8選【比較表付き】
CSS・JavaScript・HTMLの最適化機能
「Minify」をクリックすると、このような画面になります。
この画面では、CSSやJavaScript・HTMLなどのコードやファイルを圧縮するための設定ができます。
CSS・JavaScript・HTMLの最適化もサイトの速度を上げるための必須の機能。
ちなみにWP-Optimizeで行うよりも、AutoptimizeとAsync JavaScriptの2つを(両方とも)使う方がおすすめです。
WP-Optimizeでデータベースを最適化してサイトを高速化!
WP-Optimizeを使ってデータベースを最適化する方法を解説しました。
データベースは放っておくと不要なデータがどんどん溜まるので、サイトが重くならないようにWP-Optimizeで定期的に最適化するようにしましょう。
サイト速度を改善するだけでSEOでの検索順位は大幅に上がり、読者にも読まれやすくなります。
ブログの売上に大きく影響するので、「WP-Optimizeのその他の機能」でご紹介した以下の4つのプラグインも合わせて導入しておきましょう。